第 01 話「侵略者ディオ」
- 族長による生贄シーンを丸々カット。代わりにダリオが崖下に落ちた場所を発見するシーンをここに持ってくる。ただし原作のようにダリオの回想という形ではない。
- 生贄シーンは ED のバックに壁画として描かれている。
- 「酒場の女」がやたら美人。
- 「ある人間の不幸ってのはある人間を幸福にする」カット。
- ダリオが名乗った後、カメラが投げ出された石仮面に寄る。従者の死体から流れ出た血液が触れ、石仮面から骨針が飛び出て場面は 12 年後のジョースター邸へ。
- ここからアニメオリジナル。ジョナサンとディオの日常を交互に描写
- ダニーと共に遊びに行くジョナサン。見送るジョージと使用人たち。
- 床に伏せるダリオ。ディオを呼び出すが、原作にもあったくだりだが、ジョースターとの関わりを教えるのではなく、「酒を買ってこい」と命令する。
- ディオ登場。本の持ち方が「物理的に不可能なもの」から「物理的に可能なもの」へと修正。
- ディオの左耳に「3 つのほくろ」が前もって描かれるように。
- ジョナサンの食事風景。原作ではディオが来てから初めて食事マナーを叱られるが、ここではジョナサンとジョージのふたり。父親からやんわりとマナーの悪さをたしなめられる。
- こいつ日常的に指摘されてる癖にマナーが身に付かなかったのか。
- ディオの賭けチェスシーン。勝利して金を受け取るものの、屈辱的な扱いを受ける。
- 苛められるエリナのシーン。原作通り。
- 「こいつ誰か知ってるか」「まさかジョースター家のひとり息子じゃあねえだろーな」という見事な前振り台詞はカット。
- 「19 世紀！」カット。
- エリナがジョナサンの落としたハンカチを拾って名前を呟き、ナレーション。「この物語は謎の石仮面にまつわる 2 人の少年の数奇な運命を追う冒険譚である」
- ジョナサンとディオの出会い。ダニーの顔面に膝をぶち込み「何をするんだァー！」。原作ではこの後ふたりのタイマン空気になって第 1 話が終了するが、アニメではここでジョージの仲介が入り、ディオが謝罪。原作 2 話冒頭までの展開が連続したものになる。
- ちなみにアニメでディオは謝っているが、ジョナサンではなくジョージに謝っている為、原作通りジョナサンの「本当はひと言謝ってほしいな」というモノローグが入る。
- ディオと比較されマナーを叱られて部屋から逃げ出すシーンはそのままだが、その後のベッドで泣き濡れるシーンはカット。
- 「スポーツ！」カット。
- ディオが自分自身に小遣い全額賭けるシーンカット。
- 「見たこともない花火」を空中で爆発させるシーンカット。「新しいボクシングの防御テクニック」を「ジョジョには絶対に教えるなよ」。
- 原作第 3 話「愛しのエリナ」冒頭、ジョナサンの時計がディオに持って行かれるシーンカット。代わりにジョナサンが木の上で遊ぶシーンがここに接続され、原作ではもう少し先に入るはずの「どんどん侵略される気分だ」という台詞が挿入される。
- 通りかかった友達への「隠れてパイプふかそう」が「一緒に遊ぼうぜ」に変更。
- これだとチクリ野郎が微妙に繋がらなくなってしまう。まあディオが不利なデタラメふき込んだんだろうが。
- 「ぼくのハンカチ！」の後の「思い出した！ 人形を〜」を「そうか！」にひとまとめ。
- 「それにあらためて思い出すにあの子バツグンにカワイイぞ！」カット。
- 「恋！」そのまま。
- 川で遊ぶシーンはそのままだが、直前の川へ誘うシーンカット
- ジョナサンがカエルをつかむシーンカット。ジョナサンったらいけないひと！
- エリナがダニーにぶどうをあげるシーンカット。
- ジョナサンが木に彫った「いけないもの」をエリナに見せる見せないの焦らしプレイカット。その後の「ねえ、一言『うれしい』と言っておくれよ」→ピシャン！ もカット。
- 「ズキュウウウン！」のくだりはそのままだが、その後のダニーと戯れるジョナサン、彼らの馴れ初めと、それを聞くディオのくだりはばっさりカット。ジョナサンとギクシャクするエリナのシーンに繋がる。
- 余談。恐らくディオはこの話を聞いた時点でダニーの始末を視野に入れていたのだと思うが、しかしとんでもないやつである。
- エリナに変な態度を取られるジョナサンを笑う糞ガキどもはそのままだが、原作のように石は投げない。
- ジョースター邸、ディオに向かっていくシーンはそのままだが、ジョナサン視点のカメラが噴水直前で跳ねている。飛び越えたんだろうか。さすがは英国紳士だ。
- 「いいぞォ！ 新たな力がわいてくる。いい感触だッ！」→「いいぞォ！ いい感触だッ！」
- 原作通り泣きながらナイフを取り出すディオだが、原作では後ろ手に隠した状態でジョージに喧嘩の現場を押さえられたのに対して、アニメではしっかりとジョナサンに向けてしまっており、当然ジョージにも丸見え。しかし特に言及は無かった。「紳士のする事ではない！」とか息子に言っている場合ではない！
- ダニーが燃やされる描写はそのままだが、その後開け放たれた焼却炉から燃えさかるダニーが飛び出してくる場面はカット。
- 鳴いたカラスに股の間から石を投げる場面カット。
- 7 年の歳月が経過して ED へ。「ジョジョはひとりぼっちのままどのように成長していくのだろう」「石仮面は――静かに時を待つ……」のモノローグカット。
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