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『3D ドットゲームヒーローズ』

最近キャプチャー・ボードという玩具を手に入れたので、過去にプレイしたゲームのスクショを保存したりしている。それを適当に貼り付けて適当な文章でも乗っけておけば何かの記録として意義を帯びるだろう、ということで本項では『3D ドットゲームヒーローズ』の適当な切り抜きと文章を放り投げておく。レビューってほどのもんではございやせん。

『3D ドットゲームヒーローズ』とは

フロム・ソフトウェアのゲームです(2009.11.5 発売の PS3用ソフト)。「フロムゲー」というのは一種の定型句になっていますが、正直ほとんどの場合がソウルシリーズや『アーマード・コア』、せいぜいが『キングスフィールド』シリーズを指しての言葉だと思ってます。だけどもフロムはこういう毛色のものも作ってますよということで今回その一つを取り上げます。

以下公式 PV。

「冒険 RPG」を謳っている辺りからも分かるように、本当にオーソドックスな筋書きになってます。「悪い奴が蘇ったので対抗する為のアイテムを集める旅に出る」……要は『ゼルダ』ですな。オマージュというよりは明確にパロディであり、それは『ゼルダ』に限らず『ドラクエ』だったり『FF』だったり果ては『デスノート』だったり、お得意の自社パロディだったりと様々。そういう意味では人を選ぶかもしれません。

『FF』ネタ 『FF』ネタ

『FF』ネタ。貰っても装備できない。

しろくべたつくなにか しろくべたつくなにか

『デモンズ』ネタ。しろくべたつくなにか。

無名の勇者のソウル くるしいです。ひょうかしてください。

『デモンズソウル』。

ここからが本当のデモンズソウルだ

もはや隠しもしない。

「何? どうして そんなに 立ちなおりが 早いのか じゃと?」 「わしが ドットニア王国 国王だからじゃ!」 「マイコォォォォッ!」

『メタルウルフカオス』。

言い忘れてましたがこのゲームの特色として、「自キャラをドットで作成できる」というものがあります。デフォルトがあるので面倒であればそっちを使えばいいのでしょうが、凝りたい人は凝ってみても楽しいでしょう。ちなみにこちらがマイキャラの「にんげんせい」です。

にんげんせい にんげんせい

勇者にんげんせい

光あれ

やめろ。人間性だぞ。

あと武器の種類が多く、かつ余り複雑でないにせよカスタマイズが可能なので、幅広い攻略が可能になるでしょう……と言えないこともない。なぜ含みのある言い方かは後述。何にせよ良い意味で捻りの無いゲームなので、ドットで構成された世界を舞台にオーソドックスな RPG をやりたいのであれば、手を出してみるのも宜しいかと思います。

余談ですが愛と伝統の「ムーンライト」も登場します。でもガッツリ遊びこまないと取得できないので、今回のデータでは断念しました。一生遊んで暮らせる身分になったら挑戦してみます。

難点

前述したように武器のカスタマイズ(強化)が出来るゲームではあるんですが、実はこの「強化した性能」、発揮できるのが「HP 満タン時」に限定されるんです。「HP 最大時に攻撃力アップ」系のスキルが常時発動している、と言えば聞こえはいいんですが、実際は一発でも攻撃を喰らえば武器の性能が初期値に戻されるという方が正しい。これね、具体例を見て貰えばどういう事か分かって頂けると思うんですが、

強化ステータス 初期ステータス

←強化 / 弱体(初期値)→

酷くない?

あと幅広いカスタマイズとか言った気がしますが、基本的には「かんつう(障害物透過)」「ながさ(射程延長)」「つよさ(火力強化)」に腰を落ち着ける形になると思います。中でも「かんつう」はマストと言って良い。このゲーム、攻撃が障害物に引っかかって弾かれまくる(ダッシュも武器を構えての突進)ので、強化すれば敵を壁越しに一方的に攻撃できて強いという以前に、「無いと不便」なんですよ。要は一発でも喰らった時点でゲーム上最低限の快適さすら失われるので、操作ミスとか不意打ちでハートが半個削れただけで無限に精神が疲弊していくっていう。回復アイテムも限られているので、とにかく「如何に喰らわないか」との闘いになります。ネットで本作のレビューをサーチしてみると「難易度が高い」という意見が目立ちますが、たぶんそういった「無傷前提」の仕様が言わせてるんじゃないかなー。

とまあ難点は目立つものの、コンセプトが明瞭で良い作品だとも思ってます。PS3 の性能で表現された美麗な 3D ドット空間は一度体験してみて欲しい。

おまけ

「ささづかのほこら」という場所がゲーム内に存在します。上に貼っつけた『デモンズソウル』ネタやらが展開される場所なんですが、要するに「株式会社フロム・ソフトウェア(東京都渋谷区笹塚 - いちご笹塚ビル)」そのもののパロディです。で、この場所では独自イベントが進んでいく訳ですが、フラグを立てていくと最終的に「アーマードコア」が開発されます。当然イベントを進めてた訳ですが、うっかりしてフラグ折っちゃった。

アーマードコアを作ろう 開発中止

開発ちゅうし

2020 年 5 月現在『AC』新作が発表されていないのは多分このせいなので、待望している方は是非『3D ドットゲームヒーローズ』を購入してイベントを完遂させてみてください。きっとフロムは全てを観ている。

おまけ 2

この弓矢を使った仕掛は『ゼルダ』のパロディなんでしょうけど、もしかすると『ダークソウル 2』のサルヴァは『3D ドットゲームヒーローズ』のセルフオマージュだったのだろうか、という話。

『3D ドットゲームヒーローズ』 『ダークソウル 2』

『ダークソウル 2』はフロム過去作からのオマージュが多い。

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