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『己の信ずる道を征け』

『己の信ずる道を征け』とは

フロムと言えば、と問えば「ファンタジー!」「ロボ!」などの応答がありそうではありますが、実際は多くの忍者ゲームに関わっている。「関わっている」というのは、発売元がフロムでも開発は別会社というパターンがそれなりにあるから。今作も同様で、発売はフロムソフトウェアでも、開発は「シリコンスタジオ」が行っています。そんなわけですが、さっくりとご紹介していきましょう。

ある意味で本当の死にゲー

ソウルシリーズなどがその難易度故に「死にゲー」と呼ばれるのに対し、本作は失敗の工程そのものが攻略に組み込まれている……というのはやや語弊があるでしょうか。

『己の信ずる道を征け』
発売元フロム(開発はシリコンスタジオ)のPSP専用ソフト。自分のリプレイデータ(分身)に仕掛けを解除させ攻略するといった、ある種のパズルゲーム。今回の自分は失敗でも次回に託すという意味では「回生」を彷彿とさせなくもない。画像は分身達とボスを殴っている場面。 pic.twitter.com/ISQJSNCujo

— ACID BAKERY (@cid_bakery) January 2, 2021

本作はステージクリア型のゲームなのですが、残機の数だけリトライが可能になっています。面白いのはここからで、過去のトライがレースゲームで言うところの「リプレイ(ゴースト)」としてステージ内に残り続けるわけです。これを称して「分身の術」。この分身は過去の挙動を寸分違わず繰り返し続けるので、例えば 1 体めのトライでは仕掛けを解くことのみに注力し、次のトライでは分身が解いた仕掛け跡を悠々と進んでいく……というようなゲーム性になっているんですね。残機がそのまま分身可能数になっているんですが、難しいステージだと残機限界までリトライ(分身)を繰り出して仕掛けを解き、最後のトライ(本体)でようやくゴールまで辿り着くなんて一幕もあります。付け加えると「どれだけ分身(残機)を余らせたか」はリザルトに関わってきたりする。

ちなみにもっと分かりやすいところでは、分身の攻撃行動にも与ダメージ判定があることを利用し、複数の分身体たちと共に一斉にボスをタコ殴りにするステージなんかも登場します。その仕様をフル活用したラスボス戦は中々に壮観ですよ。

というわけでジャンル的にはアクション・パズルゲームとなっております。ステ振り要素もあるよ! 好きでしょ、ステ振り。あと何気にマルチプレイにも対応しているらしい。やる機会は……多分こない。

補足

このゲームには原案がございまして、NEKOGAMES様というサイトで公開されていたフリーゲーム『Cursor*1』(現在は『Finger*10』としてリニューアル)のゲーム性をベースに作られたのだそうで。

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>ソフマップの限定予約特典なども、ちょっとした話題になっているokamaさん描く真奈姫。実は、プロモーションの側から「女の子を入れてほしい」という強い要望があって入れたキャラクターだという。ちなみに、予約特典テレカに描かれていたイラストは、本来ならばゲーム中のごほうびとして入っていたそうだが、入れるとCEROが上がってしまうため、それを避けて今の形になったそうだ。

いい話。

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