ACID BAKERY

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41 話 - 50 話

第 41 話「恐嵐への序曲の巻」

船旅を楽しむジョナサンとエリナ。しかしジョジョは視界の中、ディオの配下であるゾンビを見る。追った先では首だけとなったディオが待っていた。ジョジョを友と呼び、その肉体を得るために。次の瞬間、ディオの妄念がジョジョの首筋を貫いた。

第 42 話「最後の波紋! の巻」

喉を破壊されジョジョは呼吸が出来ない。しかし体内に残った最後の波紋でゾンビを操り船を破壊させる。すぐにでも爆発は始まり全て海へと消えるだろう。愛する人の死期を悟ったエリナは自らの命運を供にすることを誓う。死は二人を分かたない。

注釈
  • 冒頭に差し込まれる「おれはジョジョの肉体(ボディ)を手に入れるため この船に乗った!」っていうセリフを見るたびにいつもなんか笑ってしまう。味がある。
  • 「わたくしには いったいどんな事態が起こっているのかわかりません… だって… 想像をこえていて 泣けばいいのか 叫べばいいのか それとも 気を失えばいいのか わからないのですもの… でもいえる事はただひとつ エリナ・ジョースターは… あなたと供に死にます」
  • 限界を超えるために人間を止めた者を描くなら、天秤の一方には限界に殉じる人間を乗せなければならない。エリナ・ペンドルトン、彼女もまた信じたことに命を懸けることができる「人間」でした。

第 43 話「忘却の彼方への巻」

エリナにジョジョは指し示す。そこには赤子が泣いていた。そしてディオを胸に抱きジョナサン・ジョースターは死亡する。爆発の後、海原に浮かぶ棺から顔を覗かせる者がいた。赤子と、エリナと、彼女の中で育まれる新たな生命だった。

第一部完

注釈

ディオは棺にいつ入ったんだよ案件。二重底の他、表裏に扉が一つずつあったと考えれば諸々解決する。先に海中に逃げ延びて爆発を回避してからジョナサンの身体と一緒に裏側の扉から棺の中に入ったのだ。ゾンビに手伝って貰えば出来る出来る。「――幸……わせ…に……ディオ様」

第 44 話「ニューヨークのジョジョの巻」

1938 年。メキシコにてスピードワゴンとストレイツォが石仮面の痕跡を発見していた一方、ニューヨーク。一人の男が警察官をぶちのめしていた。我々はその面影、容姿を知っている。誇り高き血統を受け継ぐ者、ジョセフ・ジョースター。

第 45 話「生きた彫像の巻」

遺跡でストレイツォが見たものは、柱に埋め込まれたように眠る生きた彫像だった。この男が石仮面を作ったのだろうか。像の破壊を願うスピードワゴンだったが、次の瞬間ストレイツォは本性を露にする。老いた波紋戦士は、吸血鬼への変貌を望んだ。

第 46 話「悲痛なしらせの巻」

エリナが生んだ子と、かつて彼女が救った赤子の間に生まれたのがジョセフだ。そしてジョセフの両親は既に死んだという。ジョースター家は短命なのだ。そんな哀しみを背負うエリナの下へ悲痛なしらせが飛び込む。「スピードワゴンが死んだ」。

第 47 話「ストレイツォの野望の巻」

「老い」。人間の限界からは波紋法だろうと逃れられない。故にストレイツォは石仮面を被る。そして自らを知る者を消すため、彼はジョセフの下へと現れた。しかし吸血鬼ストレイツォを出迎えたもの、それはジョセフが放つ弾雨だった。

注釈

ジョナサンがドゥービーの頭に落とした金床、たぶん 100kg くらいあるんですけど、これどっかから持ってきて屋根の上まで運んだ訳でしょ、どうせ一人で。人間超えてる感がまず笑えるし、あとそもそも何のために運んできたのかって考えてディオにぶつける為なんだろうなって考えると余計笑えるんです。

第 48 話「ゲームの達人の巻」

容赦のないジョセフの銃撃に撃ち抜かれるストレイツォだったが、不死身の怪物に銃弾は効果を及ぼさなかった。だが戦いとはゲーム。ジョセフが欺く相手に人も吸血鬼も無い。思ってもない方向から繰り出される波紋がストレイツォを撃ち抜く。

第 49 話「不死身の化け物の巻」

ディオとは異なり、ストレイツォは波紋を知り尽くしていた。波紋の通用しない相手に対し、しかしジョセフは現代の武器をもって吸血鬼の身体をバラバラにする。だが化物は死なない。今のジョセフに打てる手は一つだけだ。「逃げる」ッ!

第 50 話「冷酷非情ストレイツォの巻」

波紋の光がディオを焼く。暗い崖下へと消えた吸血鬼を見届け、かくして小さな町での死闘は幕を下ろした。そうして二か月後、ジョジョとエリナは結婚する。新婚旅行、船出の時。皆が笑顔で見送った。二人の幸せと、そして一つの棺桶を。

注釈
  • 人質になった女の子の「ジョセフの周りを嗅ぎまわりながら程よく迷惑をかけていく駄目ヒロイン」感は異常。必要以上に可愛く描かれてるし、本当にヒロイン候補だったのかもしれない。
  • 「お前の次のセリフは……」が象徴するように、ジョセフの魅力は「物語をコントロールできる」という主人公力だと思うんですよ。そんな万能感をとぼけた態度で相殺する荒木先生のキャラクター造形力。
  • 「破る策はさっき思いついた! このオレに二度同じ手を使うことはすでに凡策なんだよ!」
    • かっこいい。

50回記念ってはずもないですがこの回は本当に面白い。

  • ブルリン
  • 「指圧力破壊度数」「跳躍力」
  • 人質とジョセフの怒り
  • 空裂眼刺驚の攻略
  • ストレイツォ撃破

密度。

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