ACID BAKERY

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SVC : 33rd STAGE

結果 : 【キュアピースの勝利】

サザエさん : 9 / キュアピース : 10 / あいこ : 14

解説 : キュ……キュアピースのしょ、勝利……だが……これは……まさか……「スイッチング・ウィンバック」ッ! 一流のスポーツ選手が行うという精神回復法! どのような達人であろうとも、人間である以上はメンタルの乱れが存在する。しかし彼らは一流ゆえに精神のスイッチを切り替え、恐怖や動揺の代わりに闘争心を引き出す事が可能だという……それがスイッチング・ウィンバックだ。心のスイッチを切り替えリラックスする手段は人によって違うと言われるが、キュアピースが何らかの方法を取ったのは間違いないだろう。 まさかこんなガキんちょがそんな技術を身につけているとは考えもしなかったが、しかしそうでもなければあれだけの精神的どん底から一瞬にして這い上がった説明がつかない。だが一体いつ、どんなスイッチを……? ……はっ! そうか! キュアピースきさまッ! 限界まで追い詰められた経験が……さては一度や二度では無いなッ!? キュアピースは中学生の小娘でありながら、悪と闘う戦士だ。生命の危機に瀕した事も多々あるのだろう。だがその度に乗り越えてきた。生意気だとは思うが、キュアピースには「立ち向かう者」としての「蓄積」があったんだ。そしてこのピンチが、彼女の中に刻み込まれた数々の戦闘経験を想起させた。サザエさんはこう考えた。「チョキはキュアピースの象徴であり、ある意味拠り所だ。心の弱った今、キュアピースは縋り付く思いでチョキを出してくるだろう」……。しかしキュアピース! 「乗り越えたッ」! ……完成だ……。キュアピースが「少女」としてではなく「プリキュア」としてジャンケンを振るうようになった今、最早キュアピースに精神上の弱点はない。この時をもって「ピカリンジャンケン」は完成した……! そして同時に「10 勝先着争奪戦」もキュアピースの勝利で完結ッ。圧倒的不利な状況から凄まじい追い上げをみせたサザエさんだが、あと一歩というところで及ばなかった。だが一方でこうも思う。かねてよりサザエさんはキュアピースを試し、追い詰めるようなジャンケンをしていた。それは未熟なルーキーを自分の好敵手として成長させるためのものだったのでは……いや……まさかな。ともかく 33rd STAGE も終了し、 SVC もついに終盤戦に差し掛かった。追い詰められては突き放す極限の戦いの中、ついには「ピカリンジャンケン」を我がものとしたキュアピース、そして未だ勝ち星では相手を上回った事がないものの、それでも余裕の笑みを崩さないサザエさん……。苛烈を極めるジャンケン対決だが、ここからさらにヴォルテージが上がっていく事は疑いようがない。来週は『スマイルプリキュア!』が休みの為、 34th STAGE は 11 月 11 日に予定される。絶対に見逃すんじゃあないぞッ!

これまでの戦績

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