ACID BAKERY

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SVC : 34-5th STAGE

結果 : 【NO GAME】

サザエさん : 9 / キュアピース : 10 / あいこ : 15

解説 : 「NO GAME」での解説もすっかり定着してしまったな。……。どうしよう喋る事がないぞ。サザエさんも帳尻合わせに「グー」を消費してきたし、想定外の事が何も起きていない。そうだな、「決着の時」も近づいてきた事だし、ここで「前提条件」のおさらいでもしておくか。「SVC とはジャンケン対決である」。毎週サザエさんとキュアピースが互いに繰り出す手で対決していく。「完全決着」の条件はただ 1 つ。「ゲーム終了時に相手の勝ち数を上回っていること」。以上だ。非常にシンプルだとは思うが、ほんのちょっぴり話をややこしくしているポイントがある。「初回三戦のハンデ」だ。サザエさんは 1st から 3rd STAGEまでをわざと負けた……という「説」だな。そしてこう続く。「ではキュアピースはサザエさんに 3 勝差をつけて勝つべきではないのか」。言いたいことは分からないでもない。だがハンデ説はあくまで推測でしかないし、仮に本当にハンデをつけていたんだとしてもサザエさんがキュアピースを舐めていたから負けた、とも言い換えられる。思い返せばサザエさんの戦いにはハンデと思わしきものが目立つ。明らかに不自然な手、そして「確定チョキ」に対する「確定チョキ」……サザエさんサイドが沈黙を守っているが故に全て推測の域を出ないが、過程がどうあれ結果は結果だ。ハンデをつけたのであれば、その上で勝利する義務があるし、ジャンケン使いが言い訳をし出せばおしまいだ。よってここではっきりさせておこう。「結果以外は考慮しないッ」。「SVC とはジャンケン対決である」。勝利条件は 1 つ。「ゲーム終了時に相手の勝ち数を上回っていること」。それだけだ。それだけが全て。だが同時に、たった三種の「手」へと込められた彼女達の精神は無限だ。その限り無い精神に敬意を払い、言葉にする。それこそぼくが解説役として抜擢された意味であり、この対決を見届ける全ての者達の役割だ。おさらいにしては長くなったな。そして問題がまた一つ。来週も「NO GAME」……何を喋ろう。

これまでの戦績

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