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『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』 第 30 話「『パステト女神』のマライヤ その 1」

ヒャッハー! 今回の『ジョジョ』はッ! 「女」だァ――ッ!!

興奮するなだと? 違うねッ! 興奮しているのは制作スタッフの方だッ! でなきゃこんなグンバツの脚は描けねえッ! 日頃男とか死体ばっかり描かないといけない鬱憤を晴らしているのだろうか。アニメ版マライアからはそんなリビドーを感じる。まあ本当に鬱憤を晴らしにかかってくるのは再来週になるのだろうが。

「触れてはいけない物というのは、触れてしまいたくなる」――マライアのパステト女神は人間の原始的な心理を利用して罠にはめるタイプのスタンドだ。砂漠の中、岩にコンセントが設置されていたら触ってみるかもしれない。緊急停止ボタンを押さなければならない状況で、隣に設置されていたら誤って触ってしまうかもしれない。触らざるを得ない状況を見極めるのが巧いのか、そのような状況に誘導するのが巧いのか、ともかくマライアは強い。数で劣り、力でも劣る身でありながらも相手を圧倒してみせる。これぞスタンド戦の醍醐味だが、そんなことは後回しだ! 尻だッ! 脚もいいが、尻だ! たまらねえ、たまらねえんだよッ!

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