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『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』第 14 話「フィレンツェ行き超特急」

亀との出会い、そして列車の中での戦いの二本立てでお送りする今回の『ジョジョ』。亀(ココ・ジャンボ)のスタンド名は「Mr.プレジデント」だが、いつだか荒木先生が聞かれて答えたのは「T - レックス」だったという。個人的にはこちらの方が好きだが、致し方あるまい。

さて見事任務を果たした護衛チームが受け取ったものは一匹の亀。先の任務で手に入れた鍵をはめることで亀のスタンドは発現し、なんとその内部がリラクゼーション空間と化すのである。こんな展開読めるはずもないので、暗殺チームに対する隠れ蓑としては打って付けということだ。しかし敵も一筋縄ではいかない。プロシュートの能力「ザ・グレイトフル・デッド」による無差別攻撃は列車全体を巻き込み、亀内部の皆を襲う。それは生物を「老い」させるスタンドだった。行動不能になる前に打って出るしかない。ミスタの暗殺作戦が開始される。

ブッ殺す、ブッ殺したのくだりから伺えるように、プロシュート兄貴は決断の鬼だ。目的の為なら何人死なせようと構わないし、そもそも体温の差異でトリッシュだけを殺害対象から除外するというのも、極めて綱渡り的である。だがやる。だからこそ強い。この男を倒せる者がいるとすれば、彼以上の覚悟を持つ者だけだろう。

ところでココ・ジャンボのスタンド発現経緯が知りたい。どのような精神性を反映してあのような能力が芽生えたのか。まあイギーの「ザ・フール」やペット・ショップの「ホルス神」も謎っちゃ謎だが、その能動的な力は、生物としての行く先として分からないでもない。でも亀は分かんない。鍵を……? はめたら……? 中が快適な空間に……? 電気も通ってて……? え、ええ〜!?

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