ACID BAKERY

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『2022』レビュー

2017

あけおめフレンズ

あけましておめでとうございます。忘年したところ悪いですが、去年の振り返りをやっていきましょう。

ちなみに 2022 年から月ごとの振り返りをするようにしました。表記が揺れてるのが可愛いね。

除夜ッ

少し早い話題ですが、プレイステーション公式アカウントは2019年に『隻狼』の厄憑の鐘を、2021年に『Bloodborne』の聖杯ダンジョンの鐘をそれぞれ除夜の鐘として鳴らしました。なので今年は『ELDEN RING』の歩く霊廟を使うと予想します。もし間違っていたら黄金樹の下に埋めてくれて構わないよ。

— ACID BAKERY (@cid_bakery) April 14, 2022

2022年も残りわずか。#GOTY を受賞した『ELDEN RING』から、除夜の鐘が聞こえてきました。

褪せ人の皆さまもそうでない皆さまも、祝福に包まれた良いお年を!#大晦日 #ELDENRING #PS5 pic.twitter.com/BfHtOSAzcz

— プレイステーション公式 (@PlayStation_jp) December 31, 2022

やったこと

お絵描き

続けています。相変わらず「DESIGN DOLL(デザインドール)」と「MediBang Paint(メディバンペイント)」を使ってます。画力というよりは道具の使い方が上達していくのを感じる……ひしひしと……感じる……。

基本的にかばんちゃんとサーバルちゃんばかりを描いていましたが、今年は他のフレンズたちもちょっとずつ描いてみました。

ちなみに「Illust」ページはサムネイルの表示がとんでもなく重いのが悩みの種だったんですが、object-fit を使ってその場でトリミングしていたからだったんですね。なので単純にサムネイル用の画像を用意してやることが解決しました。分かっていたことだったのでもっと早くやれば良かったんですが、面倒で。

考察記事

2022年の成果物を更新順でまとめるので、年末年始時間を潰したい方は好きに喰ってください。別館での備忘録・レビュー等は省きます。

まず『エルデンリング』発売前に作ったソウルシリーズ史の前編。後編を作る気持ちはある。

(高画質・修正版)https://t.co/1f6w4nWw9Jhttps://t.co/xNsfc7p5uI

— ACID BAKERY (@cid_bakery) December 31, 2022

今年書いた考察記事(更新順)

思ったより書きましたね。『ELDEN RING』発売前に書いた「ソウルシリーズ・クロニクル」は、一応続きを作るつもりはありますが、今年中にやれるんだろうか?

今年は別館を作ったことが最大の仕事かもしれない。古いフロムゲーのレビューや考察に満たない雑記などはここでやることになりんす。

クイズ

クイズ作りました。

ああ、ブラボ、あるいはダクソ クイズ

遊んだゲーム

『己の信ずる道を征け』

『己の信ずる道を征け』
発売元フロム(開発はシリコンスタジオ)のPSP専用ソフト。自分のリプレイデータ(分身)に仕掛けを解除させ攻略するといった、ある種のパズルゲーム。今回の自分は失敗でも次回に託すという意味では「回生」を彷彿とさせなくもない。画像は分身達とボスを殴っている場面。 pic.twitter.com/ISQJSNCujo

— ACID BAKERY (@cid_bakery) January 2, 2021

フロムゲーを中心に積みゲーを崩したい、ということで PSP の『己の信ずる道を征け』。ただし発売元はフロムですが開発は違う会社。付け加えるなら、元々は Nekogames の『Finger*10』(cursor*10)というゲームが原作とのこと。へー。

レースゲームのゴーストよろしく、リトライした後に「前回の自分のリプレイデータ」を「分身」になぞらえてステージをクリアしていくゲーム。つまり「前回の自分(分身)」にスイッチを押させ、「二回目の自分」で通過するといった、ある種のパズルゲームです。おもしろかったです。

『SHADOW TOWER』

かねて血を恐れたまえ。#shadowtower pic.twitter.com/SJiehwjcrA

— ACID BAKERY (@cid_bakery) January 30, 2021

PS の『SHADOW TOWER』を遊びました。初プレイではないんですが久しぶりにやりたくなりまして。やっぱり単純で面白いし、フロムの後発作品に引き継がれた要素が非常に多い。『デモンズソウル』は『キングスフィールド』の精神的続編などと言われていますが、むしろこっちの血が濃いと思う。

『ETERNAL RING』

一足お先にフロム・ソフトウェアの『エ××××リング』はじめさせていただきます。 pic.twitter.com/ViIj5D975E

— ACID BAKERY (@cid_bakery) July 25, 2021

PS2 の『エターナルリング』。基本的には『キングスフィールド』系の一人称 RPG。ただあちらと違ってこのゲームは魔法攻撃が主体で、武器はあくまでサポート程度の位置。めちゃ強近接武器も手には入りますが、隠しダンジョンのラスボスがドロップし、それを手にできる段階では本編に敵がいなくなっているという、なんとなくこの時代のゲームによくあった気がする塩梅になってます。ラストもハッピーエンド……とまでは言わないまでも、イヤ〜なものが残らない終わり方。難易度も大したことないです。

『エコーナイト』

一足お先にフロム・ソフトウェアの『エ×××××』はじめさせていただきます。#エコーナイト pic.twitter.com/RuEMHeIzo2

— ACID BAKERY (@cid_bakery) October 1, 2021

絵画世界、船の中で灯りを片っ端からつけていくゲーム。というのは簡略化し過ぎですが、正直概ね間違ってもいない。主人公が幽霊たちの未練を解消してやるなどして話を進めていくのですが、成仏した霊たちは魂を残し、それを収集することでエンデインングが分岐するので、ある意味でソウルシリーズと言えるかもしれない。言えない。

『ニューダンガンロンパ V3 みんなのコロシアイ新学期』

さらば、全てのダンガンロンパ。

言いたいことは記事で言ってしまったので特になし。

アニメや映画など

『シン・エヴァンゲリオン』

『シン・エヴァンゲリオン』観てきた

後で読み返すと恥ずかしくなるようなことが書けそうだったので、冷めやらぬうちに書こうと思った感想文。

補足しておくと内容の感想ともまた違うんですよね。内容に絞っていうなら「もっと凄いと思ってた」の一言で終わる。時間が掛った割には、ありきたりなループものの決着の仕方だったなと。

『映画大好きポンポさん』

『映画大好きポンポさん』を観ったぞーっ!!

えー、という感想だったのでそれをそのまま書きました。原作を読んで欲しいんすよ。

『竜とそばかすの姫』

『竜とそばかすの姫』。胸を打つ楽曲の数々、締まりのない脚本。総じていつもの細田守映画でした。やっぱりこれがないと夏は始まらない。

— ACID BAKERY (@cid_bakery) July 21, 2021

プロの脚本家雇った方がいいと思う。

『オッドタクシー』

ラジオも並行して楽しみました。まんまと面白かったです。終わり方が実に好きで、あのままでも良いんですが、今度やる劇場版でまた変わるんでしょうか。それはそれで。

『ひぐらしのなく頃に 業・卒』

「面白いけど、このアホ二人の喧嘩はさっさと終わりにしていい加減話を進めてくれ〜」と思ってたらアホ二人が喧嘩だけして話が終わった。梨花と沙都子が人間を卒業する話。あれだけヤケクソ気味に多くの世界をただの可能性の 1 パターンとして消費しきった彼女たちにとって、世界はもう盤上でしかなく、圭一たち含む人々は今後「駒」でしかないでしょう。『祭囃し』で見せた「繰り返しの否定」の更に否定であり、個人的にその手のちゃぶ台返しは嫌いではないですけど、どうもその辺自覚してやってなさそうな感じなんですよね。ただ遠回りの果てに少女たちが大人になったくらいの話だと思ってそう。もうあの二人は人間じゃないよ。人間のふりをした化物二匹が、やっぱり人間でいられなかった話でした。

漫画

『アイアムアヒーロー』

『アイアムアヒーロー』

『衛府の七忍』

なんで終わっちまったんだ!! いや、まあチャンピオン RED の付録に記載されていたコメントもそうですが、山口先生の中では「描き切った」故なんでしょう。ただなあ、怨身忍者たちは目的を果たしたかもしれませんが、あのぶった切り方はちょっとなあ。体感として魔剣豪奇譚の方が勢いがあった感は否めませんが、それでも七忍と鬼哭隊たちの戦いが読みたかったし、武蔵が桃太郎卿と対峙した際のリアクションも見たかった。哀しい。あ、『劇光仮面』読んでます面白いです。

『ジョジョリオン』

完結。この世のどこにも居場所がない定助に居場所ができる話。前日譚が好き。荒木先生はやっぱり短編なんですよ。

小説

『銀河英雄伝説』

そういえば最後まで読んでないなと思い、半身浴しながら読み進めました。ヤンとラインハルトが好き、というよりはヤンに終ぞ勝てなかったラインハルトが好きだったのかもしれない。あと反逆者に仕立て上げられたことが我慢ならなくて「いや? 俺はマジで反逆したけど??」とそのまま本当に反逆しちゃったロイエンタールとかもかなり好き。外伝はまだ読んでいない。

『ブギーポップ』シリーズ、および上遠野作品

これもかなり昔に途中で積んでしまっていたものを崩すために読みました。『ブギーポップ』シリーズとスピンオフ(どこまでをスピンオフと呼ぶかはともかく)は読了。ぜーんぜんまだまだ続けるつもりでほっこり。『ヴァルプルギスの後悔』は特に良かったですね。『シン・エヴァンゲリオン』だよこれ。『エヴァ』はかつて多くのセカイ系という名の血族を生み出し、『ブギーポップ』もまたその一人であったと思うわけで、そうした上で「親」が『シン・エヴァンゲリオン』として完結する 10 年ほども前に、その子供は『シン・エヴァンゲリオン』を生み出していた。妙な感慨深さがある。『ヴァルプルギスの後悔』は 2007 年に連載開始していて、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版・序』も同時期の公開でした。

おわりに

他にも読んだり視たりしてますが、このくらいにしておきます。今年は遂に『エルデンリング』が出ます。あと少しと油断せず、各自元気で、健康でいましょう。

あ、そういやもう無職ではないです。ご心配をお掛けしました。労働は糞。

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