ACID BAKERY

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26 話 までのキャラクター紹介

プリキュア

司馬 司(しま つかさ) a.k.a キュアレッド

虹橋中学二年生(にじはしちゅうがくにねんせい)。なにごとにも情熱(じょうねつ)をもてない最近(さいきん)の若者(わかもの)だけど、そんな彼女(かのじょ)がプリキュア――キュアレッドとしてめざめた! プリキュアになってたたかうのが嫌(いや)でしかたがなかったけど、いまはそうでもない。「だれもまきこみたくない」というおもいから、 7 人(にん)に分散(ぶんさん)できる負担(ふたん)を 1 人(り)で背負(せお)っている。趣味(しゅみ)は食べ歩き(たべあるき)、口癖(くちぐせ)は「そういうのもあるのね」。

夜の園(よるのその)

マニー(声 : Gackt)

「夜の園(よるのその)」からやってきた妖精(ようせい)。クイーンハーシュの手駒(てごま)であり、「プリキュアをあつめる」という使命(しめい)を遂行(すいこう)することのみを追求(ついきゅう)する憎(にく)いアンチクショウ。そのために利用(りよう)できるものは利用(りよう)するし、役(やく)に立(た)たないものはボロカスに否定(ひてい)しちゃう。結果(けっか)と工程(こうてい)がいれかわっている気(き)もするけど、まあ正義(せいぎ)ってそんなもんだよね。だけど最近(さいきん)は「月虹(げっこう)の園(その)=人間(にんげん)の世界(せかい)」での姿である「風間新人(かざまにいと)」としての生活(せいかつ)に慣(な)れてきたせいか、教師(きょうし)としての職業精神(しょくぎょうせいしん)に目覚(めざ)めつつあるんだ。本当(ほんとう)に使(つか)えないやつだよ。語尾(ごび)は「〜マニ」。

クイーンハーシュ

「夜の園(よるのその)」を治める、無慈悲(むじひ)な女王(じょうおう)。マニーを使(つか)うがわの存在(そんざい)。プリキュアを 7 人(にん)そろえることをマニーに命(めい)じたものの、いつまでたっても達成(たっせい)されないので「こんかいもだめかなー」と半分諦(はんぶんあきら)めているんだ。だけど失敗(しっぱい)をただの失敗(しっぱい)にしないためにも、もうすこしだけ見届(みとど)けるつもりでいるぞ。

ブードゥーキングダム

キングブラド(声 : 山寺宏一)

「ブードゥーキングダム」を支配(しはい)する存在(そんざい)。「夜の園(よるのその)」と「月虹の園(げっこうのその)」を侵略(しんりゃく)するために、「グラヴィティーズレインボー」をてにいれようとしているんだけど、ぶっちゃけもう飽(あ)きてる。なにか刺激(しげき)がほしい毎日(まいにち)。

フィンチ

キングブラドの側近(そっきん)。幹部(かんぶ)よりも格上(かくうえ)。ノミーがブードゥーキングダムからはずれたので、前戦(ぜんせん)からよびもどされた。

モスキー

3 大幹部(だいかんぶ)のひとりで、せのたかいおとこ。戦闘力(せんとうりょく)はひくいし喘息(ぜんそく)わずらってっからイマイチつかえない。だけどそれらを補(おぎな)うように汚(きたな)い手段(しゅだん)をいろいろつかって、なんだかんだでいちばんプリキュアをくるしめてるかもしれない。

ツェツェ

3 大幹部(だいかんぶ)のひとり。メス。モスキーの幼馴染(おさななじ)みで、じつは彼(かれ)のことを好(す)きだけど、そこらへんはめんどくさいし気色(きしょく)がわるいのでほりさげない。

リーチ

3 大幹部(だいかんぶ)のひとりで、きょかんのおとこ。ウエイト・トレーニングをしているいがいの時間(じかん)は寝(ね)っころがって本(ほん)をよんだりゲームをしたりしている。オーバーワークになりがちなので、本当(ほんとう)はプリキュアともたたかいたくない。

カブラーン

幹部(かんぶ)たちがにんげんからすいとったライフエナジーを物体(ぶったい)にのりうつらせることでつくりだす怪物(かいぶつ)。エナジードレインはプリキュアとしての素質(そしつ)を持つもの、夜(よる)の園(その)やブードゥーキングダムの住人(じゅうにん)、そして現在進行形(げんざいしんこうけい)でドレインされているものからは吸えない。

グル

ブードゥーキングダムの雑兵(ぞうひょう)。数(かず)だけがとりえ。

そのほかのひとびと

八平田 鈴(やひらた すず)

司(つかさ)の幼馴染(おさななじ)みでクラスメイト。元気(げんき)であかるい性格(せいかく)は、「いずれ病気(びょうき)で死(し)ぬ母親(ははおや)」というつらい現実(げんじつ)の反動(はんどう)なのかもね。プリキュアになる素質(そしつ)をひめているけど、母親(ははおや)の看病(かんびょう)を理由(りゆう)に免除(めんじょ)されている。遠(とお)くの他人(たにん)よりも身近(みぢか)な家族(かぞく)。

片山 衛(かたやま えい)

司(つかさ)のひとつ年下(としした)の女の子で、野球少女(やきゅうしょうじょ)。しょせんは女(おんな)なので男(おとこ)に体力(たいりょく)で劣(おと)る。そういうやつにかぎって「気持(きも)ちじゃまけない」とかいいだすんだよね。プリキュアになる素質(そしつ)があるが、部活(ぶかつ)がいそがしいのでやってない。

菊千 代樹(きくち たいき)

司(つかさ)のクラスメイトで生徒会長。インターセックスっていう、男(おとこ)なんだか女(おんな)なんだかよくわかんねえやつ。いちもつが邪魔(じゃま)をしてプリキュアになりたくてもなれなかったんだ。とっちまえばいいとおもうけど、そこは人(ひと)それぞれ「こだわり」があるんだろうね。自他共(じたとも)にみとめる強欲(ごうよく)にんげん。

丘本 素勝(おかもと もとか)

司(つかさ)のクラスメイト。プリキュア候補(こうほ)のひとり。親(おや)が金(かね)をもってるっていう理由(りゆう)で銃器(じゅうき)の携帯(けいたい)を見逃(みのが)されている。権力(けんりょく)の暴走(ぼうそう)。法(ほう)はどうなっているのか。

久蔵 大和(ひさくら やまと)

虹橋学園高等部(にじはしがくえんこうとうぶ)のおねえさん。プリキュア候補(こうほ)。親(おや)から虐待(ぎゃくたい)されているぞ。バイトに精(せい)をだしながらも勉学(べんがく)にも手(て)をぬかない優等生(ゆうとうせい)なので、プリキュアをやっている時間(じかん)がない。

撫子(なでしこ)という妹がいる。

七紫乃(ななしの) みいこ

いぜんは「夜の園」の妖精だったが、クイーンハーシュにきりすてられたのをいいわけに「ブードゥーキングダム」の幹部(かんぶ)にねがえったうらぎりもの。しかしそこからさらに虹橋学園(にじはしがくえん)の守護者(しゅごしゃ)へと華麗(かれい)な転身(てんしん)をとげたコウモリ女(おんな)。プリキュアの素質(そしつ)があったが、そうはならないことをえらんだ。

レッド・カンパニー

素勝(もとかの父親(ちちおや)が「娘(むすめ)をプリキュアにしないこと」という条件(じょうけん)で代樹(たいき)と取引(とりひき)して作りだした、キュアレッドのサポート部隊(ぶたい)。市街地(しがいち)で公然(こうぜん)とドンパチをやらかすぞ。

13 話(わ)までのキャラクター紹介(しょうかい)はこちら

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