ここは夜(よる)の園(その)。司(つかさ)は前回(ぜんかい)てに入れたミラクルメモリをクイーンハーシュのもとにとどけたんだ。てにいれたはいいけど、これでいったいどうすればいいの? だけどミラクルメモリのつかいかたはクイーンハーシュにもわからないんだって。なんでも本当(ほんとう)にピンチのときにプリキュアにちからをあたえるものらしいとか。そんなんじゃぜんぜんわからない! だけどブードゥーキングダムを、キングブラドをたおすためにはミラクルメモリのちからが必要(ひつよう)なの。そんなとき夜(よる)の園(その)にふおんな気配(けはい)が! なんとフィンチが夜(よる)の園(その)にせめてきたの! 連続(れんぞく)での変身(へんしん)……やるしかない!
フィンチの目的(もくてき)、それはキュアレッドをたおし、にじのかけらをうばい、そしてミラクルメモリを破壊(はかい)することだった。ミラクルメモリはキングブラドをおびやかすたったひとつの可能性(かのうせい)、そしてたったひとりのプリキュアをたおしてしまえば……「われらブードゥーキングダムの勝利(しょうり)だ!」。きょうを最後(さいご)の変身(へんしん)にしてやるといきまくフィンチは、手加減(てかげん)なしにキュアレッドにおそいかかってくる! あいかわらずのつよさだったけど、キュアレッドも複合技(ふくごうわざ)を利用(りよう)してかかんにたちむかう。おたがいに一歩(いっぽ)もひかないたたかい。だけどキュアレッドの変身(へんしん)が……とけちゃった!
ピーフォンが複合技(ふくごうわざ)のちからにたえきれなかったみたい。だったらもういっかい変身(へんしん)……できない! なんどためしてもなにもおきない。「ピーフォンが、こわれた」。ぼうぜんとなる司(つかさ)。「本当(ほんとう)に最後(さいご)の変身(へんしん)になったな」とわらうフィンチは、これでとどめだと司(つかさ)へとせまっていくけど、そこへクイーンハーシュがあらわれたの。警戒(けいかい)するフィンチ。だけどクイーンハーシュは司(つかさ)がもつプリキュアカードとミラクルメモリを回収(かいしゅう)しにきただけなんだ。つまり司(つかさ)はもうようずみってわけ。キュアレッドのたたかいもここでおわり。いままでありがとう!
月虹(げっこう)の園(その)では、 6 にんのプリキュア候補(こうほ)たちのてにピーフォンとプリキュアカード、ミラクルメモリがとどけられていた。夜(よる)の園(その)ではフィンチがそのことにきづいてあせっていたんだ。まさかたったひとりをたおすかわりに 6 にんものプリキュアがうまれてしまうことになるなんて。「こうなれば貴様(きさま)を闇(やみ)の戦士(せんし)につくりかえてあらたなプリキュアに対抗(たいこう)する!」。せまる闇(やみ)のちから。マニーが司(つかさ)をたすけようとするけど、どうかんがえても無理(むり)。もうプリキュアでもない自分(じぶん)をすくおうとするマニーがおかしくて、司(つかさ)は笑顔(えがお)をうかべていった。「ありがとう」。そして司(つかさ)は闇(やみ)にのまれた。
つかさ「というわけで、キュアレッドの活躍(かつやく)は今回(こんかい)でおしまい! みんな応援(おうえん)ありがとう! 来週(らいしゅう)からはあたらしいプリキュアが大活躍(だいかつやく)するよ! おたのしみに!」
つかさ「プリキュアセブン、『レッド・イズ・デッド 新(あら)たなプリキュア誕生(たんじょう)!』」
つかさ「プリキュアセブン? ひとりでじゅうぶん! じゃ、なかったよ」