結果 : 【あいこ】
サザエさん : 7 / キュアピース : 9 / あいこ : 12
解説 : この台詞を言うのも何度目だろうか。「あいこだ」。興味深いのは、前回の試合で「温存」した「パー」をここで容赦なくぶちかましてきた点だろう。特にサザエさんは元々パーに偏重する傾向があるものの、ここ最近の多用ぶりは目を見張る。対してキュアピースはサザエさん程ではないがパーを結構使う。というか現時点においてチョキよりも多く出している。むしろ「ここ一番でチョキを出さなければならない制限」を差し引けば、圧倒的にチョキよりもパーを使用している……「キュアピース」の癖に。まあそれは良いとして、前回両者が共に出したグーは「パーを温存するため」だった。ならば「温存されたパー」はどこで使う? 偏向を調整するための温存、故に今回使うなんてありえない。だが「ありえないからこそ」……! 見事という他ない展開じゃあないか? 手堅さの中に垣間見せる攻撃の意思。前回の「温存」こそ今回の為のブラフだった。そしてその思惑は見事にかち合った。まさしく「あいこ」……いや、まさに「あいこの中のあいこ」と呼ぶに相応しいあいこだ。ちなみにあいこが 3 度連続するというのは 10th から 13th STAGE の再来となる。当時キュアピースはサザエさんを 2 勝引き離していたが、奇しくもその状況の再現となっている。当時サザエさんは 3 連続あいこの後に 2 連勝し、キュアピースの勝ち数に並んだ。そして続くキュアピースの 2 連勝によって再び差が開いた訳だが……今回はこの「あいこの天秤」がどちらに傾く事になるのか……。NEXT STAGE、 刮目する以外にはないッ!