結果 : 【あいこ】
サザエさん : 7 / キュアピース : 9 / あいこ : 13
解説 : 先週はキュアピースが「変身したにも関わらずジャンケンをしない」という異例中の異例事態を巻き起こし、結果は「NO GAME」……ジャンケン界に激震が走った。戦績に影響が無いなら構わないのではないか? などと言われるが、とんでもない。「出す手」には「限界」がある。特定の手だけを突出して出し続けるという事は不可能なんだ。これは「誓約」であり「ルール」だ。サザエさんの「パー」は先週の時点で間違いなく「限界」だった。他の手と比べれば 5 回もの差がついてしまっている。よってサザエさんが今週「パー」を使ってくる事はまずありえない。キュアピースは意図してこの状況を作り出した訳だ。そして今週キュアピースが出したのは「グー」。「絶対的安全圏」から繰り出される笑顔の一手! 「いけしゃあしゃあ」とはこの事だな……。だが、ぼく個人としては嫌いじゃあない。むしろ躊躇いもなく弱点をつく「全力の姿勢」は高い評価に値すると思っている。一方で恐ろしいのは、やはりサザエさんだ。過去の「NO GAME」分を含めれば、 SVC 期間中における出し手の数はグーとチョキで同じだ。純粋な二択! 不意を突かれてパーを奪われ、一手間違えればキュアピースのグーを叩き込まれ、「10 勝先着争奪戦」にも敗北する。まるでヘロヘロのボクサーがコーナーに追い詰められたような状況で、よくぞこの二択を間違えなかったものだ。やはり歴戦のジャンケン使い……戦いの年季が違う、と言ったところなのか。だが以前としてサザエさんの身体はコーナー際にある。一応の解禁をみたパーを次回出したところで、次々回ではまた同じ二択。出さないのであれば、どちらにせよ再度二択だ。サザエさんはこれからキュアピースの猛攻を「グー」と「チョキ」を中心に凌いでいかなければならない。対してキュアピースもまた、「ひょっとしたら出してくるかもしれないパー」に怯える状況が続く。圧倒的優位に立っているとはいえ、残す一勝を上手く詰められるか? 専業主婦とプリキュアが繰り広げるコーナー際の攻防の行方は……。そして次回はいよいよ SVC 30th STAGEッ! 絶対に見逃すんじゃあないぞッ!