ACID BAKERY

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SVC : 34th STAGE

結果 : 【あいこ】

サザエさん : 9 / キュアピース : 10 / あいこ : 15

解説 : 『ミラクルピース』……読ませて貰った。まずは画力だな。話にならん。日常的に深く「観察」する癖をつけて、ひたすら描いて描いて描きまくれ。次に構図。単調だ。締め切りに焦った影響もあるんだろうが、単純に引き出しの少なさがモロに出てしまっている。後半にいくにつれて似たような構図ばかりが続いてつまらん。描きやすいものだけを描くのはただの怠慢だ。怠慢なのと合理的なのは全然違う。読者なんて見る目がない奴らばかりだが、作り手がそれ以下になってどうする。表現方法にバリエーションを持たせろ。創意工夫を止めるな。読者に媚びる為じゃあない。全力を尽くすのはプロの義務だからだ。引く線全てに情熱を込めろ。次に教養。台詞回しやストーリー展開、世界観の構築にキャラクターの描写、これらは全てリアリティによって支えられる。漫画とはリアリティであり、リアリティとは教養と経験だ。なに、まだ中学生? 甘えてんじゃあないぞ。勉強しろ。学生なんだから。漫画が描けるなら勉強しないでいいとかいうやつもいるが逆だ。漫画の為に勉強するんだ。漫画だけ読んで漫画の真似をした所で面白い漫画など描けん。漫画を描きたければ漫画以外から取り入れろ。人生上の全ては漫画の肥やしだと知れ。そして最も重要なのは信念だ。創作者とは作品に信念を込めなければならない。「自分の作ったキャラクターにあこがれるなんてどうかしてる」だと? 自分で惚れ込めもしないものを描いてどうする。カスみたいな外野の意見など意に介すな。言いたい奴には言わせておけ。というかだな。そもそも「漫画家になれるかどうか」で悩むなど論外だ。漫画家になってからの方が遙かに努力も必要だし、苦労も多いんだ。漫画を描く為に建てた家も燃えてしまうし。漫画の為に破産する羽目になるし。無能な編集の下らない指示だって「プロの意見」として取り入れる必要がある……家も燃えてしまうしなッ! とにかく何もかもが不足している。死に物狂いで努力しろ。そしてよく遊びよく休め。話はそれからだ。そしていつか一端の漫画家になったら……。……。……はっ! ぼッぼくを何を……! ゴホンッ! さて、ここ 1 ヶ月ほど NO GAME が続いていたジャンケン対決だが、久しぶりに再会の運びとなった。だが、しかし、順当な結果と言うべきか、結果は「あいこ」。キュアピースは自分の担当する回ではチョキを出す事が確定しており、サザエさんはそこにあいこを合わせる……恒例だな。今更説明する事でもないが、これはルール上の規定では決してなく、あくまでもサザエさんが自らに課した誓約、ハンデだ。破ったからと言って何のペナルティもない。サザエさんにはまだまだ余裕があるという事なのか、それともベテランの意地なのか……。ともかく次回、次々回とキュアピース以外の単独回が続く以上、 35th STAGE は大分先だ。年末の番組編成を考慮すれば、もしかすれば来年に持ち越しになる可能性もある。加えて言えば『スマイルプリキュア!』本編もクライマックスが近い。一体あとどれだけ勝負の機会があるのだろうか。戦績の動かない膠着状態が長く続いているが、どうか緊張感を維持して欲しい。最終決着の時は遠くないのだから。

これまでの戦績

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