ACID BAKERY

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とある任務

ブードゥーキングダムの重要拠点に対する威力偵察。

具体的な内容は機密事項とされているが、当時の四大幹部の戦力を推し量る目的で行われた。結果としては「最低限の目的は達成したものの、想定していた味方兵力の損害を大幅に超過」してしまったため、戦略上「失敗」とされた。

しかし威力偵察はあくまで偵察行為であり、戦力を推し量るという当初の目的は達成しているのだから処分は行きすぎではないか。特にノミーは妖精の中でも異例の戦闘力を保有しており、ブードゥーキングダムとの会戦前にその戦力をむざむざ手放すような処置はありえない(結果としてその貴重な戦力は吸収され、敵戦力の増強に手を貸してしまっている)。それ以前としてこの任務が会戦時期を早めたのではないかと、件の威力偵察そのものを疑問視する声も挙がっている。

しかし冷徹非情であり、何よりも無駄を嫌うクイーンハーシュが此度のような戦略上の過ちを犯すものだろうかという何よりの疑問があり、或いは何らかの意図があったのではないかという説もあるようだが、公の場でそれを追求したものはいない。

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