ACID BAKERY

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ノミー捕縛作戦

カブラーンとの交戦はその発生条件から必然的に市街地、或いは民間人の多数存在する場所での戦闘になる。その為、用いることができる兵器は破壊力が制限されたものに限定され、それでなくとも通常火器の有効性は今ひとつであり、あくまでもプリキュアのサポート役に徹するしかないのが現状。

そこで注目されたのが、四大幹部勢に対する化学兵器を用いた無力化作戦である。四大幹部勢に対する通常兵器の有効性もまた低いとされているが、かつてキュアレッドが四大幹部の一人「モスキー」に対してアスピリン・アルコール(アセトアルデヒド)の薬効を確認している。このことから、カブラーンの元凶となる四大幹部勢を化学的手段によって無力化できる可能性が期待できる。

「ノミー捕縛作戦」はその先駆けかつ実験としての意味合いを有しており、この作戦の成功如何では、他の四大幹部勢の捕縛、或いは捕殺の展望が開けることになるだろう。

なおノミーは元々夜の園の住人であり、「妖精」と呼ばれる生物だが、他の四大幹部のような薬効を期待できるのかという疑問の声が挙がった。しかしその点は同じ妖精であるマニーへの実験で証明済みである(当該実験については『妖精マニーのドキ☆ワク実験記 No.156』を参照のこと)。

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