大好きな野球を止めようとしていた衛を引き留めたのは、司がキュアレッドとして戦う姿であり、強大な敵に 1 人で立ち向かおうとするその志だった。
その志に憧れた。自分もそうなりたいと思った。性差も、力の有無も関係ない。「それでも戦う者」になりたいのだ。
もしも折れない心を手に入れて、司に「共に戦う仲間」と認められたなら、その時こそ。