ACID BAKERY

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つづき

どこかで罪悪感があった。自分は相応しくないのでは、「ひとりでやる」など、それこそ独り善がりに過ぎないのではと。だから一生懸命だとか精一杯だとか、そういったものを免罪符にして、罪の意識を拭いたかったのだ。だけどもう違う。こんな自分の行いを誇ってくれる人達がいる。だからこれは、自己犠牲だとか、そんなつまらない話ではないのだ。みんなの誇りを踏みにじらせない。小さくても確かに芽生えて、少しずつ培ってきた、そんな司馬司自身の誇りを否定させない。ここから始まるのは、そういう「プライド」の物語。

私はプリキュア。「諦めない者」だ。

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