第 01 話「空条承太郎! 東方仗助に会う」
- 原作には無い、ご機嫌なモーニング・シーンから始まる。杜王町ラジオをバックに、女性が朝食を作り、オレンジジュースをコップに注ぐ。しかしその「腕」は既に切断され、血を滴らせていた。
- 承太郎がタクシーに乗り、杜王町へと向かう。社内で運転手に町のことを訪ねるやりとり。
- この時のタクシー運転手は、恐らくではあるが、後のエニグマ編に登場する彼だろうか。
- 承太郎、シートベルトをちゃんとする。
- 「一九九九年もはや 3 ヶ月がすぎた」→「一九九九年 四月」
- 「2 人の奇妙な男に出会うまでは……」→「2 人の奇妙な男に出会った」
- 康一くんの独白追加。「今日から高校生かあ。どんな人に出会うんだろう」
- 「ぼくの場合は……」のくだり→「高校の登校初日で凄く緊張していて」
- 「ころんだと思ったのに……?」、「ブチまけたと思ったのに……???」カット
- 「え〜…ちょっと知りません」のくだり→「さぁ……」
- 「なるほど…」カット
- 「定禅寺 1 - 6」→「定禅寺 1 - 6 なんだが」
- 承太郎の手帳に書いてある名前を心の中で読み上げる康一君追加。
- 「この時間タクシーはあんまり来ませんよ」→「ちょっと待ってれば すぐに来ると思います」
- 承太郎の「ありがとう」追加
- 「この男だった」→「この男」
- 「クジラだかサメだか」カット
- 「有名な人らしい」→「有名らしい」
- 「この人にぼくは今日は感じなかった ワイルドな風貌はしているが 知性と もの静かな態度があった」→「ワイルドで迫力あるのに知的っていうか……カッコいい!」
- 「恐怖を感じたのは」からのくだりカット
- 「こらッ 一年坊ッ!」→「きさま新入生かァ!?」
- 「さっ…さよならですッ! 先輩ッ!」→「はい! 新入生の広瀬康一ですッ! おはようございますですッ! 先輩ッ!」
- 原作とは時間帯も変化している。原作は放課後だったが、アニメ版では入学式の朝だ。
- 「5 番のバスでちがう方向へ」のくだり→「違うバスですから」
- 「何しとんじゃ きさまッ!」「なんのつもじゃッ!」「あァん!?」
- 「誰の許可もらってそんなカッコウしとるの?」カット
- 別の不良が台詞に被せる形で言っている気もするが、聞き取れない。
- 「心がけよくせーよー」カット
- 「献上してってもらおうか」カット
- 「自業自得ってヤツだ」カット
- 「仗助? 人べんに丈夫の『丈』 『助』ける?」カット
- その代わり仗助の字面は生徒手帳でチェック。ちゃんと確認しないとね。
- 「コラ!」→「いいから」
- 「こいつ…『スタンド』を見せた…」カット
- 康一君が亀の治癒を不自然に思うくだり→「あの亀…傷が…」
- 「鼻がさけて血がドボドボ出てたのに」カット
- 「前の顔となんか」→「なんか前の顔と」
- 自分の顔の変化に戸惑う不良の台詞改変。
- 「こいつがおれの探していた…じじいの身内だとは!」カット
- 「ン! なんかオレに似てるやつだな」カット
- 「本来ならぼくの役目は」からの、康一くんのモノローグカット
- 亀の不自然な治癒に再び注目する康一くん
- 「やっかいな役目のため この町に来ちまったぜ」→「やっかいな役目だぜ」
- 79 歳→78 歳
- 承太郎の口から、「ジョセフは『ジョースター不動産』の創始者」という事実が語られる。ジョセフ・ジョースターという不動産王の名は康一君も聞いたことがあるらしい。
- 「聖人のようなセリフ」カット
- 65 歳→62 歳
- 「歩きながら話そう」と承太郎。絶対に康一くんは誘われてない。
- 財産→遺産
- 「おまえに殴られる」→「殴られる」
- 「肩透かしをくったというか」のくだりカット
- 寄ってくる女どもに「いま立て込んだ話しててよ」と仗助。
- 「仗助って呼ばせてもらうぜ」カット
- 「くだらねー髪の毛の話なんてあとでしな」→「くだらねー髪の毛の話なんかあとにしな」
- 「フン! でも仗助のカッコよさのわかんね0やつはブチのまされればいいのさ!」カット
- 「てめーをけなして…」→「てめーをけなしたわけじゃあ…」
- 「やつのスタンドがくるッ!」→「くるッ!」
- 「これは『スタンド』と呼ばれるものだ!」→「これは『スタンド』と呼ばれる…精神エネルギーが具現化したものだ!」
- 「その能力は おまえが 4 さいの時 身についたものだ」カット
- 「なぜ頭にくるか自分でもわからねえ!」のくだり→「どうしようもなくな!」
- 「やれやれこいつ… マジであぶねえやつ」カット
- 「『スタープラチナ』の腕のガードをはじき飛ばすとはッ!」カット
- 破壊され、ぐにゃぐにゃと復元される承太郎の帽子
- 「いつの間に」→「てめえ いつの間に」
- 「あ…い…いつの間に…背後に……見えなかった」カット
- 「失せろッ!」追加
- 「知り合いみたいだし」「怖そうだしね」「でも…かっこいいかも!」
- 「お互い どっちかが負傷していた」→「どちらかが大怪我していた」
- 倒れる仗助を助け起こそうとする承太郎だが、「いらないっす」と断られる。
- 「ひとつは すでに話した。おまえはジョースターの人間だということ」カット
- 「あるいは…この仗助のスタンドより こいつの方が…パワーが大きいせいかもしれない……」カット。んなこたぁない。
- 康一君ちいせえ!
- 「君にはなんのことだかわからんだろうが……」カット
- 「とにかく逃げろ」追加
- 「仗助、おまえもカッとなって下手に手を出すんじゃねーぜ。さっきみたいに痛いメをみる」という承太郎のセリフ追加。それにムッとなる仗助。
- だが調度康一くんが入学式のことを思い出して、仗助と走り去る。その際に原作にはないセリフが追加。
- 「仗助にはしゃべらなかったが…こいつが この町にいるのは本当に偶然なのだろうか?」カット
- 承太郎のアンジェロについての独白は後に回される。
- ナンパ野郎のくだりにおばあちゃん追加。ナンパ野郎が「殴られても仕方ない」と思われるための配置だろうが、このおばあちゃん、原作では後々出てくる。
- 「君のためならッ」カット
- 「みてたろォーッ おまわりさん! あの女に やられたんだよォーッ なめやがってあのアマッ! 傷害罪だッ! 訴えてやるッ! つかまえてやるッ! バカヤロー!」→「あのクソアマ捕まえてくれッ! 傷害罪だ 傷害罪ッ!」
- 「いやだ だめだな」→「いやあ それはだめだな」
- 「あんたも人様に迷惑もかけたし」
- 「バカヤローよばわり」→「クソアマよばわり」
- 「ここはお互い様ということで なかったことにしましょうね」→「ここは大目に見るから 今後気をつけましょうね」
- おばあちゃんに声をかける良平。村上さんというらしい。
- 「仗助は入学したばかりで 悪さしとらんだろーな」→「仗助はどうした。今日入学式だろ。悪さはしとらんだろうなあ」
- 「だれがみてもおまえだよ おまえ」カット
- 「でもあいつは尾頃の底の底では」のくだりカット
- 「そうだ 今夜は入学祝いでもやってやるかな」「ええ そのつもり」追加
- 「でもあいつ早く帰ってくるかな どうせまた寄り道よ」
- 商店街の異変に気づく良平おじいちゃん、カット
- バカなアベックのシーン追加。歩いていると男と肩がぶつかる。そしてその男はアンジェロだった。後はお察し。
- ここで承太郎による、アンジェロについての独白。
- 「どこかに……潜んでいる」→「潜んでいる……どこかに」
- 入学式が終わり、あいさつを交わす仗助と康一くん。
- 承太郎の話について、康一くんは「聞きたい」らしく、しかし仗助は「どうでもいい」らしい。今の暮らしを壊したくないようだ。
- そこへ通りかかるパトカー。二人は追いかけることにする。
- 事件現場、足を踏まれてキレる野次馬のおっさんカット。
- 「てめーら さがってろッ!」→「そこの野次馬どもどけェッ」
- 「こえ〜〜」カット。代わりに、仗助は後ろにいる野次馬たちに「ちょっと下がって」と促す。
- 「承太郎さんがあれほどカッとするなと言ったのにッ!」→「承太郎さんにあれほど言われたのにッ!」
- 「こいつがどうなってもいいのかァ――ッ!」追加
- 「サツも下がれっつってんだろうがァ――ッ!」追加
- 犯人を無力化した仗助の元に駆け寄ってくる康一くん追加。
- 男の中から這い出てくる「アクア・ネックレス」。目撃した警察官は「口を開けて何をやっている!?」と叫ぶ。
- 「ククク……いいな!」カット
- 野次馬の中にトニオさんやらの影がある。露伴もいる。引かれあったのかもしれない。ちなみに間田もいるが、既に小さい。
- 「この町には何かがいるッ!」という康一君の独白追加。
- 朝、東方家へ承太郎から電話がかかってくる。この少し後に、原作でも電話シーンがあるが、そのきっかけのシーンなのだろう。
- 牛乳屋のくだりを跨ぎ少し後、アンジェロが東方家の前で独白するシーンがここに入る。
- 「どの部屋に寝てんだ?」カット
- 「おれはな きのう おめーがヤジ馬の中からひとりだけいい気になって出てきたのが気にくわねえ。いい気になってるヤツが破滅するのは楽しいぜ ヒヒ」→「東方仗助 おめえ いい気になってんな。おめえの人生と心と生命を破滅させてやるぜ」
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