第 10 話「イタリア料理を食べに行こう」
- 開幕、暗室にて刃物を研ぐ怪しげなトニオの姿。刃物は振り上げられ、叩きつけられ、そして夥しい血飛沫と溢れる臓物。この人は一体……!?
- 「あー腹減ったなあ。兄貴の墓参りしたら 何か食おうぜ 仗助よォ?」「オレ ハラ減ってねーよ」→追加
- アクビする億泰追加。寝不足だという前フリ。
- 「おい仗助 こんなところにイタリア料理店ができてるぜ… いつの間にできたんだァ?」→「イタリア料理店が出来てるぜ… この先だってよ」
- 「……? どこだよ?」「どこってこの先 100 m だよ 看板にそーかいてあるぜ」カット
- 「この先? この先は霊園だぜ」→「この先は霊園だぜ」
- 「こんな商店街から離れたとこに店出して」→「こんなとこに店出して」
- 「行こうぜ 行こうぜ?」→追加
- 「おめー これから寄る気かよォ オレ ハラすいてねーぜ?」→カット・一部前倒し
- 「おめーはウラやましいよなあ?」から「行こ行こ しゅっぱぁ?つ!」までのくだりカット
- トラサルディーを前にしてのやりとり追加。「ここか? ずっと空き家だったよな」「改装したのか。雰囲気いーじゃん。へへへ」
- 「雰囲気イーイーじゃんかよぉ??」→「中も雰囲気イーじゃんかよー」
- 「おれイタリア野郎の」……「好きなんだよなあ??」カット
- 「いらっしゃいマセ」が二人の入店時のタイミングに。
- 「それはワタシがヒトリでやってるからでス」カット
- 「ヒトリでウエイターも兼ねていますから テーブル 2 コで精一杯なんデス」カット
- 「あの…外人さんスか?」→「あの…外国人スか?」
- 「見りゃあわかんじゃねーかよ」カット
- 「トニオ・トラサルディーといいます」→「トニオ・トラサルディー」
- 「ワタシは 人々が快適な気分になるための」…「あなた方を快適な気持ちにするための料理を出します」→「ワタシは世界中を旅して来ました。あらゆる料理を研究し 祖国のイタリア料理に取り入れたのです。そしてチャンスを求めて日本にやってきたのです。杜王町は素晴らしいところです。新鮮な野菜のとれる農家たくさんあるし、海の幸も素晴らしい。気に入りました。この杜王町の食材を使い、ワタシはあなた方を快適な気持ちにするための料理を出します」
- 「なに食うかな?」→「いいねぇ? なに食うかな?」
- 「メニュー? 『献立表(リスタ)』? のことですか? そんなもの」……→「メニュー? そんなもの」……
- 「メニューがねーつーのは…」→「メニューがねーっつーのはよー」
- 「料理の献立はお客様次第で決定するからです」→「献立はお客様次第だからです」
- 「だからオレが何食うか決めっからよォー メニュー見せなよ」→「だからさぁ メニューみせろよ」
- 「おめーんとこ 客の食いてーもん」…→「客のくいてーもん」…
- 「アナタ…腸の壁が」…→「腸の壁が」…
- 「そ…そんな……? なんでわかるんだ?」→「なんでわかるんだ?」
- 「……何…? 億泰……ま…まさか!」カット
- 「そっ…そのとおりだよッ!」カット
- 「頭が悪いっていわれなかったのがうれしい」カット
- 「説明するヒマあったら料理お出ししなくてはイケませんでス」カット
- 「オ・カピートォ かしこまりました」→「オ・カピートォ」
- 「おい 億泰… ヘルシー料理って健康を追求するあまり薬草とか使ってよぉー 大抵マズいんだよな もしちょっとでも」→「ヘルシー料理って健康を追求するあまり 大抵マズイんだよな ちょっとでも」
- 「仗助 おまえも飲んでみろ!」カット
- 「ちょっとハンカチもってるか?」→「ハンカチもってるか?」
- 「ワタシは自分の料理にホコリを」…「お出ししません」カット
- 「お 億泰??っ 本当におめえ」→「本当におめえ」
- 「映画のビデオ観たときゃあ」→「映画のビデオ観たときゃあよぉ」
- (まっいいか……)…(うめー水だったのは確かだぜ)カット
- 運ばれてきた前菜に感嘆の声を挙げる億康 追加
- 「そっそいでトニオさんッ! 前菜はなんだっけ? 『モッ』!? 『モ……』」カット
- 「もっとも代表的な前菜のひとつデス」カット
- 「それにトマトを」→「トマトを」
- トマトとイタリア人の関係。語るトニオの後ろで億康が相槌をうつ
- 「ワタシは一部の気どった」…「ともに歩んでいる料理をお出しシマス……」カット
- 「こっこれはああ〜〜っ この味わあぁ〜〜っ」カット
- 「この上ない幸せでス」→「この上ないでス」
- 「あと 3 切れっきゃねーのによぉ〜」カット
- 食べたいという仗助にサラダの切れ端を差し出し、あげく自分で食べる億康
- 「かしこまりました」→「オ・カピートォ」
- 「か…肩がものすごくかゆくって暑いぞ!」カット
- 「そう! 皮膚にたまるヨゴレのこと…『垢』デス…」カット
- 「肩部分の」カット
- 「それは今めし上がった」…「おくりこむところデス」→「今食べた前菜(アンティパスト)のカルシウムとビタミン、栄養素がのどの所にアル 新陳代謝を盛んにスル分泌液を出す『甲状腺』を特別に活発にしたからデス」
- 「あなたの肩の」カット
- 「なっなんかやばいんじゃあねーかあ〜〜 こっ…こんなに出るぞぉ――」カット
- 「バカ軽だよ 仗助ェ〜〜」→「バカ軽だよ」
- 「スゲェーよ このレストラン」→「スゲェーよ」
- 「ハイ…『赤トウガラシ』が入ってマス……」→「ハイ…入ってマス……」
- 「ワタシはナポリという所が生まれ故郷ですが…これもナポリが発祥の地とされるパスタです」→「ワタシの生まれ故郷 ナポリが発祥の地とされるパスタです」
- 「その トニオさんの料理がどーこーいうってわけじゃあなくってスね 本当に辛いの苦手なんス」カット
- 「『辛い』っ! これ辛いっスッ! 激辛っス!」→「激辛いッ! これ激辛ッス!」
- 「そうデスか 辛いのダメでスか」カット
- 「しかし まあ ダメならダメで」…「そのパスタの代金は」→「ダメならダメで」…「パスタの代金は」
- 「でもワタシのスパゲティーは」の台詞を、立ち去り際に言う
- 「代金いらねえってんなこと言われてもなあ〜」→「苦手でも大丈夫ぅ〜?」
- 「あっやっぱりダメッ! こりゃあカライッ!」→「カラッ」
- 「トニオの料理の腕」→「トニオさんの料理の腕」
- 「さっきの前菜のトマトとチーズはうまかったよなーっ」カット
- 「そうだ!!」…「トウガラシの入ってないやつによぉ――っ」カット
- 「いや! 億康……おめー辛いのが苦手で食えなかったのはラッキーだったかもな!」→「いや! 食えなかったのはラッキーだったかもな!」
- 「なんだよ……? 食えなかったのがラッキーだったってのはよ?」カット
- 「おめーはさっきからこの料理や」→「さっきからこの料理や」
- 「怪しいだろッ!!」
- 「おれ 何年か前に山形の」→「山形の」
- 「フツゥ――ッ だとおーっ ケェ――ッ! おメデてェー男だなッ! てめーはよぉーっ」カット
- 「『スタンド使いはスタンド使いにひかれ合う!』」→「『スタンド使いとスタンド使いはひかれ合う!』」
- 「なにか…仗助」…「…どどどんな!?」→「仗助……! あのトニオがスタンド使いだっつーのかよ」
- 「わかんねーよ」→「まだわかんねーよ」
- 「億康! 『辛い』の嫌っつって」→「『辛い』っつって」
- 「フォークをテーブルにおけよ!」カット
- 「億康 おめーっ 何食ってんだよ」→「何食ってんだよ」
- 「味に目醒めたァーっ」カット
- 「おめーの歯が」→「歯が」
- 「冷たいもん食ったときシミてた歯だッ!」カット
- 「歯がはえてきてるぜ!」カット
- 「そ…それも奥歯が」→「奥歯が」
- 「どう考えても異常な料理だ! 奥歯が一瞬のうちにはえ替わるなんてありえないことだ!」カット
- 「このレストラン」カット
- 「『このスパゲティー』 なにか入ってるなッ!」カット
- 「え――っ もっ…もったいない…」カット
- 「あ…あれを食ってたのか……!!」カット
- 「あのトニオっつー料理人の野郎ォォ〜〜ッ」→「トニオ!」
- (何の音だ…?)カット
- 「メインディッシュ……第 2 皿目の」→「メインディッシュ」
- (あの子犬が食っている肉は そこにある『メインディッシュ』と同じ肉…)カット
- 「……こ…いつ……」カット
- 「えっ!? 『手を…』洗え…と言ったのか?」カット
- 「アナタ! ここに入ル前ニ手を洗いなサイッ!」カット
- 「この『子羊背肉のリンゴソースかけ』は」…「調子良くなかったカラネ……」→「これは微妙な料理なので味見してモラッてたのでス 彼もちょっと胃腸の調子が良くなかったカラネ……」
- 「あんたの目的は本当(マジ)に」→「本当(マジ)に」
- 「は…初めて出会った!!」→「同じ能力を持った人に出会ったのは初めてです」
- 「気づきました」→「気づいたのです」
- 「しかし故郷に」…「だから日本に来たのデス」カット
- 「杜王町はスバらしい所デス」…「気に入りマシタ」カット
- 「無断でここに入ってきたコトは絶対にタダじゃあおきません」カット
- 「これでこの調理場」…「もらいマスッ!」カット
- 「え? す…スンマセン!」…「包丁投げるかフツーッ」カット
- 「当たり前でしょお〜っ 早くデス!」カット
- 「ワタシはこちらの方のデザートの」…「イタダくのです」カット
- 「デザートはプリン〜〜?」カット
- 「女子供の食う物なんて」カット
- 「また来るよ! 何回でもかようもんねーっ」カット
- 「天使のような料理人だあ〜あんたはよお〜ッ」カット
- 億康の叫びを聞いて微笑み、調理を行うトニオ。「喜んで貰えたようデスネ〜」追加
- 仗助を睨んで「あなた! 手が止まってマスよっ!」追加
- 「あいつ結局いい目しか」…「オレの立場は?」
- 億康「水虫が治った〜ッ!」追加
- ラスト、カメラに向かってウインクして一礼するトニオ「またのご来店 お待ちしてます。グラッツェ!」追加
- 「杜王グランドホテル プライベート・ビーチ」での一幕が 差し込まれる
- 「わたしは SPW 財団の者です」→「SPW 財団の者です」
- 「あなたに直接」…「内容を申し上げます」→「電線のある所 電話や電報では『危険』だということですので…直接伝言を伝えにまいりました」
- 「杜王町港」→「杜王港」
- 「以上です」カット。以上。
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