第 28 話「『アヌビス神』 その 1」
- 入院する花京院との、病室での会話シーンが追加。「昔同級生が野球のボールで〜」というエピソードもここで語られ、それに対してのポルナレフ達のリアクションも追加されている。
- なお原作の花京院は学生服だったが、アニメ版ではパジャマに着替えている。ちなみに服装が「死神」戦でのパジャマと同じなので、病衣ではなく自前と思われる。パジャマが変わると眠れないタイプなのかもしれない。
- 原作では病院外で行われていた領収書のくだりだが、アニメ版では院内の受付で行われている。
- 「アラビア数字」→「アラビア語数字」
- 「だからこの数は」→「だからこの金額は」
- 受付んぼ承太郎たちの耳に届く矯正。目を向けると、病院の入り口でイギーが看護婦たちに可愛がられていた。そしてポルナレフが……。
- 「刀が…」カット
- 「まわりに誰か〜」の後、「こんなもん落としちゃ、大慌てだろう」追加
- 「まさかな…年代物じゃあねーのか?」→「たまたま落ちてた年代物じゃあねーのか?」
- 不満そうなチャカ。「見つけたのは俺なのに……」
- 「いいから早く抜いてみろよ」→「早く抜いてみろよ」
- 「おまえはそっちはじを持て」→「そっちのはじ持て」
- 「おりゃ」→「おお」
- 手から血が吹き出す前に「おれ手がッ!」追加
- 「す…すげえ刃渡りだ…」カット
- 「すげえ! こりゃあすげえぞッ! すげえ拾い物をしたぞッ!」→「こりゃあすげえ拾い物したぞッ!」
- 「やったぜッ! ついてる!」カット
- 「おれにかせッ!」→「おれによこせッ!」
- 「早く医者のところへ〜」→「早く医者のところに〜」
- 「おれの名は『アヌビス神』のカード」→「おれの名は『アヌビス神』」
- 「いったいどうしたんだ」カット
- ポルナレフの台詞「コム・オンボ? こんなところに寄り道してる暇あんのかよ」
- 上の台詞に対し、「地元証人の船に乗せて貰ってるのだから文句言うな」とアヴドゥルたちがたしなめる。
- 飯を食おうというポルナレフに、ジョセフ達はつれない態度。そして原作にもあるパピルスのくだりに繋がり、ポルナレフは皆を見失う。
- 「ねえ…パピルス買わない?」→「ねえ旦那、ちょっとちょっと。パピルス買わない?」
- パピルス商人の台詞の前後入れ替え
- 「正真正銘本物(モノホン)?」→「正真正銘本物(ホンモノ)?」
- 「もっとも初めから本物でもぜんぜん買う気しねーけどよ」カット
- 「承太郎のヤツどこ行った?」→「あれ、ジョースターさん達、どこ行っちまったんだ?」
- 空腹を訴えた際にジョセフから渡されたコーヒー味のガムを、駆けてきたイギーに奪われる。追いかけるポルナレフに、パピルス商人が「弁償しろ」と叫ぶ。
- 息を荒げてイギーを追いかけるが見失うポルナレフ。「見失ったか……あのバカ犬」
- イギー追走を諦めて歩き出すポルナレフの背後から、待ちかまえていたチャカが歩き出す
- 「その剣でおれと〜」→「スタンドでなくその剣でおれと〜」
- 「こいつの身のこなし〜」→「身のこなし〜」
- ポルナレフの「何か変だぞ」の台詞位置変更
- 「おれの肉を〜」→「おれの肉だけ〜」
- 柱の陰から攻撃を繰り出す「アヌビス神」に対して、「こそこそ隠れてねえで、出てきやがれ!」
- 「ながめいいぜ」カット
- 「かわされたら剣がなくなるから」→「かわされたら剣がなくなるんで」
- 「抜いてみよう」カット
- アヌビス神を抜こうとするポルナレフ。原作ではジョセフに声をかけられて我に返るが、アニメではイギーの一声で正気を取り戻す。
- その後もイギーは「剣」に警戒し続ける
- 「ウンコでもふんだか?」→「ウンチでもふんだか?」
- 「刀をもってるな」→「刀をもっているな」
- 「なんか……あったのか……?」→「なにかあったのか?」
- 原作のこのコマ、ポージングなのか喉を押さえているのか分からないがアヴドゥルが喋り辛そうにしている(ように見える)。思うに喉をやられて声が出ない、というようなことを荒木先生は「この時は」考えていたのかもしれない。現にマライアに襲われるまでここ以外で喋らないし。
- ポルナレフの確固たる自信の気持ちが、ナレーションに変更。
- (当然おれ様程じゃないがねという確固たる自信の気持ちはあるがね)→「当然おれ様程じゃないという確固たる自信の気持ちはあるがね」とポルナレフは思った
- 「ネズミが刀を〜」→「ネズミが剣を〜」
- 剣を持ち去ろうとするネズミ達に対しポルナレフの台詞追加。「まったく気色悪いぜ」
- 「なんだ おかしいな…」→「おかしいな…」
- 「必ず二人以上で〜」→「必ず二人で〜」
- 「ほんの数分ひとりに〜」がアヴドゥルの台詞に。
- 船の汽笛に焦るジョセフ「いかん! あれはわしらの船の汽笛じゃ。急いで戻るぞ。今日中にエドフに行くのだ」
- エドフの宿にて、ポルナレフが持ってきた剣について語る一行の描写。イギーは依然として警戒を解かない。
- イギーの警戒を煙たがる形で宿を出るポルナレフ。警察に剣を届けに行くと言って、床屋に寄る。
- 「その剣持って来たのか?」→「とっとと警察に行かなくていいのか?」
- この時承太郎が読んでいる本だがが、原作では内容が定かではない。だがアニメ版では「sea」と書いてあり、恐らく海洋関係の書籍である。
- 承太郎に急かされるポルナレフだが、「まあいいじゃねーか」とはねのける。床屋の店主(チャカ)も「せっかくの男っぷりを磨きませんとね、旦那」と調子が良い。
- 「ちょっとおやじ この刀そっちにおいといてくれ」→「そうそう、おやじ この刀そっちにおいといてくれよ」
- 「ピカッピカッにしてくれよン」というポルナレフに店主は「ヘイ」と答える
- 「一番気持ちいいとこなのにィ」→「一番いいとこなのにィ」
- 「今度はよく剃れる」と上機嫌なポルナレフ。アニメではきちんとカミソリで髭を剃っているが、原作のこの箇所、この時点で「アヌビス神」を使用しているように見える。アニメだと「顎の下ですね」のところで剣に持ち替えている。
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