第 03 話「ディオとの青春」
- 前回の引きから、「おれはいま追い詰められている!」。原作ではこの台詞の後、邸内に入っていく。
- 原作では急に出てきた感のある「慈愛の女神像」がアップになり、 OP へ。
- 原作ではとても分かり易く懐からチラっとさせた石仮面だが、アニメではナイフとセットでディオの心象として登場。だが左腕の包帯を押さえつける描写があるので、ここに石仮面があるという前振りはしている。
- ワンチェン登場のくだりは原作そのままだが、アニメ版では焦りの様子無し。「3 つのホクロ」の信頼へのなせる業か。
- ジョースター卿とともにザザーッと登場する警察陣の中に「警察のだんな」がちゃんといる。原作では刺されたジョースター卿を見て「わ……わしの責任だ!」と叫び登場。
- 「わがままを言わしてもらえれば肩をケガしているんだ……きつくしめないでくれ」カット。
- 「径が小さいので……小指に……して……いたが」カット。
- ……あれ? アニメのこのシーン、指輪が薬指にはまっている箇所があるような。
- 「ディオ・ブランドーの仮面なんぞをかぶってのバカげた行動も疑問だが」カット。
- 警察のだんなによる 20 年前の回想は原作通りだが、指輪がプラチナと宝石で出来た品である事、警察のだんながほめてもらいたがっていた事など、細かい部分はカット。その他にも台詞が上手く前後している。
- 「わしは 20 年前のあのあとのジョースター卿の言動に涙するッ!」カット。
- 「卿はおひとよしすぎます!!」のくだりカット。
- 規制!
- 蘇生したディオ。警察のだんなをぶっ殺して割れた窓から中に入ってくるところまで完璧に同じ。しかしこの際、窓ガラスの破片で頬を傷つけるくだりがあるが、原作を読んだ時は「侵入する時に誤って切ってしまった」と解釈していた描写が、アニメでは明確にわざと切ったと分かるものになっている。原作でも後に、掴んで止めればいいだけの槍をわざわざ手に突き刺して止めているので、遊び半分でダメージを負っているというアニメの描写が正しいのかもしれない。
- 吸血鬼ディオはアニメ版では髪形が変わり、より吸血鬼っぽい見た目に。この時点で暴帝の風格が。
- 「ま、まさかッ!」と石仮面を想起するジョナサン。原作では石仮面のイメージが脳裏を過ぎる形だが、アニメでは窓の向こうに転がる石仮面にカメラが寄っている。
- 「仮面の弱点を見つけてやるッ! 必ずあるはずだ! それは古代人が滅びたことにつながっているはず!」カット。後の「脳ッ!」のくだりに圧縮されている。
- 「おれは! 今までの人生で世界各国を放浪しいろんな物を見てきたッ!」のくだりカット。
- 原作では突如動き出したグールだが、アニメでは天井に張り付いたディオが指先で指示をしているような描写が加わっている。
- 「ひ……ひでえッ! 化け物は化け物を生み出すのかあッ!」カット。
- 原作でジョナサンはグールの頭を小突いて気を逸らせてから殴っているが、アニメではいきなり頭を砕いている。容赦せんッ!
- 「不死身! 完璧なる不死身!」→「不死身! 完全なる不死身!」
- 原作だとディオは吸血鬼に成り立ての身体になじみきっていないのか、たまに辿々しい口調になる。アニメではそれがない無い。
- 「195p のでかい体しているだけはあるな……槍をつき刺したまま仲間を連れて一瞬に隠れるだけのパワーがあるとは……」カット。
- 「それからスピードワゴンとかいうカスを殺し……」カット。スピードワゴンへの配慮。
- 十数メートルの高さからディオを抱えて猛火へと身を投げるジョナサン。しかしここからの「十数メートル」が長いッ!
- ジョナサンと Good Bye するために膝蹴り。しかし原作では超人の身体能力を活かしての「両膝同時挟み込み」でジョナサンの肋を折っている。
- 「うれし涙流しな」→「うれし涙を流しな」
- 「ううッ飛んだのはいいがまだ低すぎる! 距離が遠い!」→「高い!」
- 「このナイフはッ、うおおおこのナイフはッ!! このナイフは〜」→「うおおおこのナイフはッ! このナイフは〜」
- 炎に焼かれるディオ。原作の「ジュン」から、アニメでは顔がはっきりと崩れ落ちた。凄い再生力だ。
- ラスト、石仮面を回収したワンチェンの生気を吸って焼け跡から顔を覗かせるディオで幕。原作「懐かしき面影の巻」のラストシーンから先取り。エリナの看護シーンは来週に回される模様。
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