エルデ備忘録 03
これは?
本館とは別に、具体的に形にするのは時間がかかるからその前に気になる部分に言及だけしておこう的な記事、その 3 です。『ELDEN RING』の記事ですが、『DARK SOULS』などの他作品についても無節操に触れていくのでネタバレにお気を付けください。
黄金樹の完全性とか
- エルデの歴史をあんまり整理していないのですが、完全だと思われていた黄金樹が種子を残したことと、マリカが子を為したことは恐らくリンクしているので、ここら辺何かに使えそうではある。
- 先日の記事に関してですが、ミケラは黄金律から弾き出されてしまう忌み子や混種を受け入れる新たな律を構築しようとしていた……と予想してまして、しかしそれでも「死に生きるもの」はノーサンキューなんだなと。ここもちょっと考えていきたい。
兄様、兄様、正しく死んで下さいな
ファルムアズラ
- 死の根
- 陰謀の夜、盗まれた死のルーンは デミゴッド最初の死となった後
- 地下の大樹根を通じて、狭間の各地に現れ 死の根として芽吹いたのだ
死の根は黄金樹の根を伝って狭間の地に現れた。そしてファルムアズラにも死の根は確認できる。つまりゴッドウィンが埋葬された時期と、ファルムアズラが大地に存在していた時期は重なると考えられる。エルデ史を探る手がかりになるか。
メリナの極小黄金樹
モーゴット戦で召喚できるメリナ。散り際に小さな黄金樹のようなものをを生やしていってくれますが、褪せ人が死んだ痕に黄金の苗木のようなものを生やすのに似ている。メリナが褪せ人である……という意味には取っていませんが、人が死ぬ際に残すルーン、その性質を利用しての何かでしょうか。メリナの正体を探る上で使えるかもしれない。
そして火は消え、暗闇だけが残った
エルデの時代は「深海」に連なると考えているわけですが、つまり火の無き時代においての「ソウル的なもの」は闇ないし深みのソウルのバリエーションではないか、と考えている。言い換えれば今後「闇属性」が登場することは無いと思っています。
- 黒炎
- 過去作の黒炎そのものではないが、細かく HP を削り続けるのは「蝕み」からか。「重さ」も「蝕み」も闇が持つ性質。
- 蠅たかり
- 蝕み。『Demon's Souls』の不潔な巨像の攻撃が「蝕み」だと言ってきましたが、蠅という具体性が与えられることで、よりそれっぽくなった。
- 血炎
- 面白いのが、アンドレイに「深淵に近い」と言わせた「罪の種火」がもたらす変質の一つに出血があること。つまり闇とは「出血を促す炎」となるわけだ。血炎の故とはきっとそれ。
- 凍傷
- 重力
- これが一番面白かった。たぶん人間性(闇)が持つ「重さ」を発展させたものなんでしょうが、スタミナ削り程度にしか思っていなかったものを、まさか「重力」にまで発展させるかねと。
- 律
- 「運」とは人間性(人間の本質的な力)である。これは「運命を律する」力とさえ言える。黄金律や星の律、「律」が即ち「運命の制御、或いは運命に対して特定のルールを設ける」業であるなら、総ては闇の所業。大いなる意志とは。
- 闇と深み
- 『ELDEN RING』の神秘ステータスは『DARK SOULS 3』の「運」に該当すると思っていますが、つまり人間性、闇そのものを司るステータスとも言える。だからアイテム発見力に関わるんでしょう。
- 面白いのが出血と凍傷に神秘が求められるのに対して、祈祷「黒炎」に神秘は必要ないという点。これは深みが闇と同属の力でありながら信仰補正を受け付けない点を彷彿とさせる。つまり出血や凍傷は深みに位置する力なので人智(信仰)が届かず、故に闇へと直接干渉する「神秘」で操る必要があるのに対し、黒炎とはあくまで闇(人間性)なので、神秘に頼らずとも「人の祈り」に応えてくれる、という理解。
- 蠅たかりは祈祷でありながら神秘を求められるが、思えば過去、蝕みも「人智の届かない場所にある蟲を呼び出す」信仰だった。闇と深みの差異を踏まえて『ELDEN RING』の武器・戦技・スペルを眺めてみるのも面白いでしょう。
- 巨人の火
- はじまりの火……ではない。なぜなら巨人の火とは不滅であり、はじまりの火とはやがて消えるものでした。不滅の火。消えぬ火。大罪の火。
忌み子、グルー
忌み子の角、これは『DARK SOULS 3』のグルーが持つものと似て、そして深淵に鍛えられた武器も同様の特徴を持った。「忌み」は深淵から昇ってくる。
それは人に似ている
ソウルの大澱、人間性が深みに澱んだものは、故に人に似る。なぜ宇宙からやってきたアステールが人間に似た外形を持つのか。宇宙という暗闇、そこを棲み処とする生物もまた、やがては人に似るのだろうか。
全ての血の無き者たちよ
『ELDEN RING』で取得できる「白そぎ肉」。これは血の無い生物の肉だと言うが、ここで『Bloodborne』の「全ての血の無きものたち」というフレーズが思い出される。あれは肉体を持たない、霊体の怪異・上位者を指す言葉かと解釈していたが、或いは「白そぎ肉」がその答えの一旦かもしれない。つまり海……「深海」の生き物を指すのだと。
魔術師塊と囚人団子
レアルカリアとラトリア。リアリア。
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