『ELDEN RING』についての思いつきを纏めていこうかなと思いました。こういうことしないと更新されないですからね、このサイト。一応本館の方で書くことは決まっているのですが、まだ仕上がりは先になりそうなので(書き始めてもいない)、間を持たせる意味でも、あと後々使うかもしれないので、「何となく思うことはあるけどまだはっきりと形になっていないこと」などをここに置いておきます。じゃあふんわりとやっていくので、ふんわりと御照覧くださいよ。
また大切なことですが、『ELDEN RING』と言いつつ『DARK SOULS』や『Bloodborne』『SEKIRO』についても触れる「いつものやつ」なので、ネタバレにお気をつけを。
これはスクショ撮っていないんですが、ケイリッドの大壺に向かう道中、谷底で相対したガーディアンゴーレムが、胸元から炎を吹き出しました。すると一面に大量のさざれ石が。思うにゴーレムは古竜ないしさざれ石を原料としているのではないでしょうか。だとすればそれは、『DARK SOULS』においてアイアンゴーレムが古竜の骨から作られていたことを想起します。オマージュか、或いはゴーレムの製法とは、古来より変わらないものなのか。
祝福 / 人間性
かつて「人間性とは人の本質、つまり『運』とイコールである」という旨の事を書きましたが、つまり「欲しいものを引き寄せる力」だと言い換えられます。祝福の導きが、即ち「望む道筋へと誘導する意志」ならば、両者は見た目以上にその在り方を似せるという話。
本作をクリアした際にちょっとしたレビューを書いたのですが、サイン溜まりとは「ルーンの弧」に似て、またそれは最後のマリカの暗示でもあるのだ、というようなことを書きました。これを撤回するわけでもないですが、下方の底辺ではなく、上方の頂きという発想もあるよなという話。
この部分
マリカが受け皿としてエルデンリングの底辺を支えていたのではなく、或いは上方、エルデンリングの文字通りの頂点であったのだと。彼女の体が崩れ落ちる様がエルデンリングの破砕と呼応しているのなら、彼女の肉体から零れ落ちたものを、我々は恩恵として享受していたという発想の方が内容的には近いかもしれません。
あと各所で見られるマリカの楔に崩れたものがあるのも、振り返れば崩れた黄金律(マリカ)への前振りだったなと思いました。名前が「マリカの楔」なのも、彼女が永遠の女王としてあの地に囚われていた暗示だったんでしょうか。
使者の頭はデカイ
でかい。夢が詰まっているんでしょうか。尚、これも過去記事の引用ですが、「使者」は「死者」であり、死者を苗床にして生まれた、というような仮説を以前立てました。それに則るなら神託の使者たちもまた同じなのでしょうか。彼らの頭装備曰く、「微かな泣き声が聞こえたことがある」らしいですが……。
ちなみに星界の使者たちは劇中における「眷属」に分類されましたが、眷属と言えばこいつらにも触れておきたい。
腐敗の眷属 / 腐敗の眷属の苗床?
初見時、カサカサと地を這う姿に本気の悲鳴を上げさせられたシャコみてえなコイツら。「腐敗の眷属」と言うらしいですが、こいつらもどうやら死体を苗床としているようです。あるいは腐敗の使者(死者)、とも言うべき存在なのでしょうか。
新たな神、或いは時代の予兆として笛を吹くという神託の使者たち。しかし「神」の傍で笛を吹くものたちと言えば覚えがあります。
神託の使者 / 宮の貴族
宮崎英高社長が大きく影響を受けていると思われる『クトゥルフ神話』において、アザトースという神性が存在しますが、曰くアザトースの周囲では常に心を持たない踊り子の群れが太鼓をかき鳴らし、笛の音を絶やさないそうです。『クトゥルフ』においてはアザトースへの慰めらしいですが、神託の使者たちの鳴らすそれは予兆の音色。宮の貴族はどうでしょうか。もしかすれば宮崎英高氏は笛吹く者たちを、「神の先触れ」として起用しているのかもしれませんね。
今回はここまで。まだありますが、小分けにしていくことで更新頻度を上げていきます。ほんとに?