北の国から - 契 - (3)


2022.09.11

前回の続きです。『Demon's Souls』と他シリーズとの繋がりについて。今回は『DARK SOULS』『Bloodborne』に加えて『隻狼』も入ってきます。要石を左回りに潜っておりまして、前回は「塔のラトリア」が終わりました。今回は「嵐の祭祀場」。ガイコツどもは素手で処理すると意外といける。

嵐の祭祀場

霊魂は爆発だ

手始めにこれの話をします。

嵐 2 のナメクジが浸る光水エリアを漂っている、ゆるりと中空を漂いながら、こちらを感知するなりドカンといく球体です。ここだけでなくストーンファング坑道にも配置されていましたが、祭祀場のものに関してはある程度推測が出来ます。察するにたぶん、霊魂の類なのでしょう。

で、この漂う爆発性の球体ですが、『DARK SOULS』のこいつを思い出しませんか。

突然ですが「死」はソウルの一種です。かつて墓王ニトが火より見出した王のソウルの一角。例えばあらゆる生者が内に「生」のソウルを秘めるように、今や生命の抜け落ちた死者もまた、その内に「死」というソウルを宿している。生者は死によって生を失い、引き換えに死を得ることになります。史上はじめて「死」に、かつ通常コントロールできる類のものでないそれを司りさえした存在が、墓王ニトでした。

近似の技術として、この怨念(頭部)の爆発を意図的に誘発してやるのが「死者の活性」なのだと考えているわけですが、とどのつまり「死」とは爆発する。だから嵐の祭祀場や、或いはストーンファング坑道を漂う爆発性の光球は、やはり霊魂や怨念の類なのかなと考えています。

白くべたつく何か

女性 NPC の周囲になぜだかこのアイテム名を記したサインが大量に撒かれていたのが懐かしいですが、この「白くべたつくなにか」。なにかってなんだよと言いたいところですが、このなにかがなにかは答えが書いてありました。

真っ白な蝋状のねばつくなにか

右手の武器に塗り、魔法効果を付与する

光水に浴した、ナメクジの老廃物であるという

白くべたつくなにか - 『Demon's Souls』

老廃物だそうです。今も語り継がれるこのアイテムですが、これを知るプレイヤーが『Bloodborne』を遊んだ際に手を叩いて喜んだ……かは分かりませんが、こんなアイテムを登場させてくれました。

上位者の先触れとして知られる軟体生物の抜け殻

軟体生物は多種存在し、医療教会は総じてこれを精霊と呼ぶ

特にまだ滑りを残した抜け殻は、また神秘の力も残しており これを擦ることで、武器に神秘の力を纏わせる

精霊の抜け殻 - 『Bloodborne』

そのものでは無いにしろ、それはやはり軟体生物の落とし物でした。

面白いのが腐れ谷 2 にも出現するナメクジは白べたをドロップしない点ですね。曰く白べたは「光水に浴した、ナメクジの老廃物」だそうなので、ナメクジそのものというより、あの場あの環境の性質がナメクジに魔法効果を及ぼしたという方が見方としては正しいのかもしれません。

祭祀場の光水には秘密がありそうです。

何かの先触れ

しかしある種の軟体生物が上位者の先触れであることを意味するなら、もしかすれば嵐の祭祀場には何か上位者めいたものが潜んでいたというのでしょうか。

ということで前回やったところですが、覚えておられるでしょうか。一部の上位者に共通する性質として、自分に似た小さなコピーを残すというものがあります。

で、嵐の王にも同じ特性があるわけです。

宮崎社長の中で上位者という設定は長いこと温められていたとは聞いていますが、「故に嵐の王は上位者である」……と締めてしまえるほど簡単な話でもありますまい。

しかし後々の『Bloodborne』における上位者、その中でも一部の種類に共通した特徴が存在し、それを「獣」から生まれたデーモンが備えていたのは、面白い符号の一致の仕方だな~くらいに思っておいていいかなと思います。嵐の王って海産物だし。以前の記事で「『Demon's Souls』のデーモンもまた混沌を由来とする」なんて書きましたが、混沌だろうと上位者だろうと、経路は違えど一定の条件の下に怪異は似た形態を取るのでしょうか。

嵐の王。上位者のようなデーモンでした。

嵐渦巻く竜の土地

『DARK SOULS』シリーズにはドラゴンウエポンという武器種がありました。そして総てではないものの共通する特性として、「風圧のようなものを飛ばす」という能力を持ちます。

「強い神秘の力を帯びており 両手使いでその力が解放される」などと表されるこの力。そもそもの話、これ何を飛ばしてたの? という疑問に対する答えが、『DARK SOULS 3』で開示されたように思います。

イルシールの地下牢の囚人 なりそこないが大事そうに持つ歪んだ短剣

それは貧相な尾骨から削り出されたものであり 彼らはそれを、竜の証であると信じている

故に、なりそこないは自らを削り 地下牢に苦痛の声が絶えることはない

戦技は「竜の力」

古来、竜の武器がそうであったように 振り下ろした刃から竜の力を放つ

だが、この力は残り滓にすぎない

尾骨の短剣 - 『DARK SOULS 3』

嵐の竜の力を帯びた曲剣

戦技は「竜巻」

大きく回転しながら刃に嵐を纏い またその勢いのまま、強攻撃でその嵐を叩きつける

嵐の曲剣 - 『DARK SOULS 3』

嵐とは無名の王の友である「嵐の竜」のみに備わる力というより、竜という種族が普遍的に持つ力の一旦だったのではないか、嵐と名の付く竜はその力を色濃く持つ種族だった、という仮説です。であれば、ドラゴンウエポンの殆どに風圧を放つ力が宿っていたことの説明になる。あれは嵐の力、或いはそれに近い力だったのだと。戦技「竜巻」には「竜」の字が含まれていました。

次いで注目したい武器が二振りの剣です。異なる作品を跨いで登場した同名の剣は、フォルムこそ違っても類似の性能を持たされていました。それは共に「嵐」に纏わる力でした。

螺旋棘の刀身を持つ伝説の大剣

嵐を鎮めるもの、あるいは支配するものの名を持ち かつて影人の祖が、大空の雲と嵐を裂いたといわれる

今や打ち捨てられ、その力の大半は失われ 敵を吹き飛ばす様に残滓を確認できる程度だが 祖霊の眠る地、刻文石柱の林であれば かつての空を裂く力に見えることもあるだろう

ストームルーラー - 『Demon's Souls』

「巨人殺し」の異名を持つ大剣

折れた刀身は、今でも嵐の力を宿し 巨人を地に打ち倒すという

戦技は「嵐の王」

構えにより嵐をその剣に纏わせる

その真価は、巨人を前にしたとき分かるだろう

ストームルーラー - 『DARK SOULS 3』

まずヨーム戦のストームルーラーですが、由来は不明であるものの重要なヒントはあります。それはこの剣の外形が「草薙の剣」に似ているということ。

我々の世界の伝承曰く、草薙の剣、或いは天叢雲剣とはスサノオがヤマタノオロチを倒した際にその尾から現れたと言います。ドラゴンウエポンですよね。そして草薙の剣と似た剣が嵐の名を与えられ、ダークソウルの世界に配置されていたのは、つまりストームルーラーなる剣が、かの世界においても似た出自を持つドラゴンウエポンであった可能性を示唆している、と考えていいかもしれません。

ではもう一振り、嵐の祭祀場のストームルーラーについてですが、これはかつて影人の祖なる者が振るったのだといいます。解釈の仕方ですが、『Demon's Souls』のストームルーラーと『DARK SOULS 3』のストームルーラーとでは、そこに込められた力のニュアンスが少し異なるように思えます。後者の剣が「嵐を力を宿す」ものであるなら、前者のそれは「嵐を支配する」力。言い換えるなら「竜の力を支配する剣」と「竜の力を宿す剣」であるわけです。

でかい仮説をぶち上げるなら、嵐の祭祀場とは元々が竜に纏わる土地であり、故に吹きすさぶ嵐(竜)の力を鎮める祭祀の剣こそが『Demon's Souls』のストームルーラーの正体だったんです!

え? やりすぎだろって? 祭祀場のどこにも竜なんていないだろと。いやいるって。見たんだって!

ほら、あそこに。

どうだろう、竜の頭部に見えるだろうか。まあ言いたいこともおありでしょうが、もうちょっと話を聞いてください。以前こんな記事を書きました。

古竜の始まり、そしてその行く末について書いた記事ですが、読まなくていいです。要するに生死すら超越する古竜に朽ち果てるという概念はなく、故に活動を停止した竜たちは今後「土地」や「現象」と成って世界へと溶け込んでいくのだろう、という話をしました。

前述の言葉遊びに戻りますが、竜の力は竜巻(嵐)となって渦を作り、そして「岩」の古竜たちは或いは「山」や「石」になっていく。竜の武器が嵐を宿すというのなら、その場所が、かつて竜であった土地であるなら、宿る嵐の凄まじさたるや。だからそこは元より力のある場所だったのだと思います。かつて竜であった土地の力を由来とする嵐を、影人の祖は祭祀を以て鎮めていた……もちろん想像でしかないですが、こう、わくわくしてきませんか。

しかしそんなことは、誰も知らないわけです。あの地の正体や、嵐の由縁など誰にも分かるはずもない。故にこそ古い人々は、由来の分からない嵐の中に大いなる正体を想像し、畏れた。この地には、空には、何か名状し難きものが潜んでいる、もしかするとそれは、例えば、巨大な、何か魚のような、もしかするとエイのような姿をしているのではないか……。

ストーンファング坑道の底に眠る巨大な骨から、古き人々が「竜の神」を夢想したように、いつしか「嵐の王」と呼ばれた伝承は、古き獣の到来と共に実像を結んだのではないでしょうか。

もう一つの嵐の地

戦国時代の末期、日本。「葦名」と呼ばれる国がありました。この葦名へとかつて根付いた神なる竜がもたらした竜胤。これを巡る物語が『隻狼』でした。しかして神なる竜、桜竜。それは元凶ではあったかもしれませんが、原因となれば話は別かもしれません。

桜竜は、神なる竜

古く西から流れ着き、この地に至った

この葦名には、ひと際古い土地がある

古い土や岩が、そこの染み渡った水が、神なる竜を根付かせたのだ

戦いの残滓・桜竜 - 『隻狼』

葦名のひと際古い土地に生える草木には、名も無き小さな神々が寄っていたという。

これは、そうした草木を練り上げ作られる

神々を食み、ありがたく頂く秘薬である。

だが、神なる竜が根付いたのちは、そうした小さな神々は、姿を潜めてしまった・・・

神食み - 『隻狼』

桜竜が根付く以前から、葦名の「ひと際古い土地」は特別な場所でした。

「元々、この葦名は…我ら葦名衆が、暮らす地じゃった。源から流れ出ずる水 それを、こよなく愛する民じゃ。…ぷはぁ…。ゆえに酒も、うまあいっ! …じゃが、我らは異端、そして弱い民じゃった。当然に蹂躙され、服従を強いられた ずっと、長い年月な…。源の水を、祀ることすら許されぬ。カカカッ、そのざまでは… うまい酒を飲んでも、真には酔えぬ」

葦名一心 - 『隻狼』

澄みきった酒の入った徳利

酒とは、振る舞うものである

竜泉は、葦名の杜氏が作る至高の酒

葦名の米の、その豊穣を 源からの水が、あますことなく引き出すのだ

竜泉 - 『隻狼』

葦名の詳細な歴史は不明ですが、源の水への信仰が、神なる竜の宿る以前から続くものだったとしても不自然ではない、と思います。では彼らが崇め奉る源の水が染み出す葦名の「ひと際古い土地」とは、なぜにそのような特別な土地なのか。どこにも書いてはいないので分かるはずもないんですが、思わずにはいられないことがあります。

遥か遠く、源の水の流れ出ずる方角

大きな渦雲が見える

それは源の渦。この技の名の由緑でもある

秘伝・渦雲渡り - 『隻狼』

もう一つの疑問として、仙郷の渦とはいつからあったのか。これも言明されてはいないはずです。普通に考えれば桜竜と共にもたらされた、神なる竜の住処と言えるのでしょうが、しかしこの渦が特別な神秘によって「元々存在していた」からこそ、桜竜はあの場所を選び根付いたとも考えられるのではないでしょうか。

葦名の「ひと際古い土地」とは、なぜにそのような特別な土地なのか。渦とは竜巻、竜巻とは嵐の力。そして嵐の力とは、竜の力でした。

よって日の本葦名の「ひと際古い土地」。ここもまた、世界に点在するであろう「かつて古竜であった土地」の一つなのではないかと推測します。そして竜の力に惹かれて、西方より桜が根付いた。

デーモン「嵐の王」が、そんな古い土地に渦巻く嵐への畏れから生まれた怪異である一方、桜竜とは、古来よりこういった「竜の地」を渡り、根を張り、嵐の力を吸い上げることで生き永らえて来た、ある種の寄生生物だったのではないでしょうか。

「秘伝・渦雲渡り」の由縁となった源の渦。しかしてそれは、渦そのものではなく、「渦雲を渡り歩く」奇怪な生態を示唆する名前だったのかもしれません。

ストームルーラー

仮称「渦雲渡り」こと桜竜。ボス戦時、その手には巨大な七支刀が握られていました。

「今作のムーンライトではないか」と囁かれているようですが、個人的には少し見解が異なります。色彩的には月光を思わせはしますが、だとすると放たれるべきは青白い奔流であるべきでしょう。しかしこの剣の様相は明らかにそれとは異なる。嵐を放っているように思える。

次いで気になるのは、桜竜の欠損したと思わしき左腕です。何者かに断ち切られたのか、自ら手折ったのかは不明ですが、思うにこの七支刀、分離した左腕から生み出されたんじゃないでしょうか。そして竜の体の一部が嵐の力を放つ……ドラゴンウエポンですよね。

「七支刀=ドラゴンウエポン」とした上で、更に2通りの仮説が思いつきます。七支刀から放たれる嵐とは「桜竜自身の力」なのか、それとも「仙郷の渦(嵐)を操ったもの」なのか。おそらく後者ではないかと推測しています。嵐の宿る地を渡り根付く、ある種の寄生生物と言える桜竜は、それ故に宿主の力を利用する術を獲得したのだと。

であるならあの七支刀の能力は、嵐の祭祀場に安置されていたストームルーラーに近い。そしてついでにもう一つ、お気づきでしょうか。嵐の王と桜竜は、「近しい姿を持った群体を倒し続けることで出現する」という点で合致していることに。

嵐を操る剣、そして類似の性質を持つボス。これらの共通点が意図的に配置されているのだと期待するなら、やはり葦名の源とは嵐の祭祀場と同じ「かつて竜であった土地」と示すための材料なのかなと。

しかし嵐の祭祀場と葦名、その両地が竜にルーツを持つのだとすれば、ここにはまだ掘る余地がありそうです。

竜泉と竜閃

世界には「かつて竜であった土地」がある。

ということは。

審判者により英雄の証を与えられた死者は いよいよ影人により祭祀場の深部に運ばれ 光水の清めの後、嵐に弔われたという

デーモン「審判者」の要石 - 『Demon's Souls』

真っ白な蝋状のねばつくなにか

右手の武器に塗り、魔法効果を付与する

光水に浴した、ナメクジの老廃物であるという

白くべたつくなにか - 『Demon's Souls』

桜竜は、神なる竜

古く西から流れ着き、この地に至った

この葦名には、ひと際古い土地がある

古い土や岩が、そこの染み渡った水が、神なる竜を根付かせたのだ

戦いの残滓・桜竜 - 『隻狼』

嵐の祭祀場も、葦名の源も、その双方が「かつて竜であった土地」だと仮定して、それら両方の地には特別な「水」が存在しました。嵐の祭祀場で死者を清め、ナメクジの老廃物に神秘を付与した「光水」。葦名の源より流れ、神なる竜を引き寄せた「染み渡った水」。

恐らくこの二つの水は同じものです。共に古竜の土地から染み出した、言わば「竜泉」でした。

上の方でも触れましたが、葦名ではどうもオカミ神信仰が存在していたようで、オカミ神とは龍のことであり、それは水や雨を司る神として崇め奉るものだそうです。

このオカミ神信仰が桜竜以前より存在していたならば、それは「ひと際古い土地」そのものである古竜と、そこから染み出た水への信仰と言い換えてもいいでしょう。

ってことは。

源から地上に届くまでに希釈されてはいるのでしょうが、葦名の民とはこの光水(竜泉)を口にしていたはずです。そういう民族、故に異端だった。

「…じゃが、我らは異端、そして弱い民じゃった。当然に蹂躙され、服従を強いられた。ずっと、長い年月な…。源の水を、祀ることすら許されぬ」

葦名一心 - 『隻狼』

一心曰く、かつて葦名衆が異端であったというのはここに由来すると想像しています。古竜を成分由来とする水を口にし続け、それでも弱かったという葦名衆ではありますが、その潜在能力は人域を大きく逸脱していたはずです。なぜならこの土地は内府すらもビビらせる剣鬼を輩出したからです。

若き剣鬼一心は、死闘の日々を重ね ただ、ひたすらに斬った

如何に斬ろうか、如何に斬るべきか… そう突き詰めるうち、気づけば刃は飛んでいた

秘伝・竜閃 - 『隻狼』

剣を極めたことがないので刃が飛ぶものなのかは分かりませんが、研鑽の日々はやがて葦名一心をその絶技へと至らしめました。なぜ、飛んだのか。これはシンプルに「葦名一心が凄いから」で済ませてしまった方が或いは面白い話なのかもしれませんが、あえて理由を付けるなら、葦名衆とは竜の泉と共に生きた民であり、一心がその直系だからだと思います。即ち潜在的に嵐の力を宿していたことになる。

つまり葦名の民に宿る竜の力、嵐の力を、一心という男は、ただ技術によって引き出したんです。人の身に余り、人を相手取るには強すぎるこの斬撃。時代が違えば「巨人殺し」の異名すら獲得していたかもしれません。秘伝・竜閃とは「葦名流、ストームルーラー」だったんです。

あくまで仮定の上ではありますが、桜竜が持つ七支刀(ストームルーラー)との対比になっていそうなのが面白いところ。桜竜が源の渦に根付くことで嵐の力を支配するのに対し、一心は葦名の血が宿す竜の力を剣技にまで昇華させた。ちょうど『Demon's Souls』と『DARK SOULS 3』二種のストームルーラーそのままの違いになっている。

日の本、葦名。そこには特別な剣が潜みました。

赤と黒の不死斬り、そして嵐の剣、ストームルーラー。

おわりに

……後半『隻狼』の話になっていた気もしますが、とりあえず「嵐の祭祀場」についての話はこれで終わりとします。なぜ祭祀場が死者を祀る地になったのか、という部分はいまいち掘り下げられませんでしたが、まあこんなものとさせて頂きましょう。かつて朽ちぬ竜たちがあり、そして竜たちは朽ちず土地として横たわり続ける。そんな想像を楽しみながら、もう一度『Demon's Souls』や『隻狼』をプレイしてみるのも一興かもしれません。

では次回、腐った谷とその村でお会いしましょう。

続きます。

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