ACID BAKERY

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161-170 話

第 161 話「恋人 - 4」

ジョセフの脳内を進み、そして「恋人」と花京院たちは邂逅する。数で勝る有利な戦いに思えたが、しかしそこは既に「恋人」の領域。その力に二人は翻弄されてしまう。一方承太郎は与え続けられる屈辱をカウントしていた。ツケは支払われなければならない。

第 162 話「恋人 - 5」

自らの弱さを知り尽くした「恋人」は、それ故に恐ろしい。ポルナレフたちは傷を負い、承太郎は苦渋を味わい、ジョセフの余命は幾ばくか。だが己を知るダンは敵を知らなかった。花京院の能力は知らぬ間に「恋人」を看破し、ダメージを与えたのだった。

第 163 話「恋人 - 6」

傷つけられ堪らずジョセフの中から脱出する「恋人」。だがその向かう先は承太郎の元だった。あまりに小さきスタンドは次に承太郎を狙い、しかし「スタープラチナ」と「ハイエロファントグリーン」からは逃げられない。ダンは高いツケを払う事となった。

第 164 話「太陽 - 1」

アラブ首長国連邦ッ! 一行はセスナを手に入れるべく砂漠を行くことに決めた。慣れないラクダの操縦に加え、当然ながら砂漠は過酷。だが奇妙だ。幾ら砂漠であろうと、夜にあって太陽が沈まないなどありえない。さらに日が昇る。その太陽こそスタンドだ。

第 165 話「太陽 - 2」

猛暑によって炙り続けられる一行は、砂漠にあって姿の見えぬ敵に精魂尽き果てようとしていた。このまま照り殺されるしかないのだろうか…フハハッ ウヒヒヒ ハハハハハハハハーッ! 何の事は無い、敵は鏡張りの車に隠れていたのだ。チャンチャン。

第 166 話「死神 - 1」

そこは遊園地だった。花京院は死神に襲われる…夢を見た。さて問題が発生する。熱を出した赤子のためジョセフは飛行機を買えない。だが緊急なのは両者同じ。仕方なく一行は赤子と同行する。機内で眠る花京院とポルナレフは夢を見た。そこは遊園地だった。

第 167 話「死神 - 2」

夢の中、花京院とポルナレフは、現れた「死神 13」によって窮地に陥る。夢にスタンドは持ち込めない。運よく目覚めたポルナレフは、やはり夢の内容を忘れていた。そして未だ夢に捕らわれた花京院は暴れ、ジョセフの操縦を妨害。セスナが砂漠に落ちていく。

第 168 話「死神 - 3」

悪夢は終わらない。眠りを介し精神を支配する「死神 13」が花京院を亡き者にしようとする寸前、セスナは落ちた。何とか一息つく一行だが花京院は何も覚えておらず周囲から不信感すら抱かれてしまう。だが彼は一人、敵の正体である赤子に疑念を覚え始める。

第 169 話「死神 - 4」

花京院は狂っている。周囲がそう判断する中、一人赤子を疑う花京院は、スタンド能力によって強硬手段に出る。だが遂にはポルナレフによって意識を断たれてしまった。そして花京院の旅の終わりを確信しつつ四人は眠りについた。「死神 13」の時間だ

第 170 話「死神 - 5」

花京院の言葉は真実だった。唯一記憶のあるポルナレフが声高に主張するがもう遅い。「死神 13」の攻撃が始まり、夢にスタンドは持ち込めない。スタンドを出した状態で眠りでもしなければ。そう、花京院以外は。夢のスタンド戦が始まる。お仕置きの時間だ。

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