ACID BAKERY

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431-440 話

第 431 話「クレイジー・Dは砕けない - 7」

大きなダメージを負う吉良に仗助は遂に近づく。互いに傷は深く、互いに射程内。接近戦を制したのは仗助だった。しかし吉良が取り込んだ猫草による防御が仗助の攻撃を防いでしまう。空気の弾はそのまま爆弾に変えられ、仗助に迫る。

第 432 話「クレイジー・Dは砕けない - 8」

今の仗助に空気弾を避ける力はない。しかし空気の軌道は逸れ、向かう先で「右手」がそれを削り取った。死んだと思っていた億康は生きていた。そして「右手」は猫草を回収する。絶句する吉良に承太郎達が気づく。人々が集まってくる。

第 433 話「クレイジー・Dは砕けない - 9」

重症、逃げ道なし。吉良は追い詰められていた。だが、だからこそ。救護者の女性に吉良は触れた。気づいた承太郎達が駆け寄るが、吉良は女性に自身の名を明かし、そしてスイッチを……。気づけばそこは無人の小道だ。吉良は笑った。

第 434 話「思い出させてあげる」

笑う吉良は違和感に気づく。物体は体を透過し、直った筈の時計は壊れたまま。顕れた杉本鈴美は言う。「あなたは既に死んでいる」…あの時吉良はスイッチをに手をかけ、しかし出来なかった。康一に阻まれ、その一瞬が承太郎を間に合わせたのだ。

第 435 話「町の守護精霊」

そして吉良は救急車に惹かれて死んだ。全て思い出した。だが鈴美の仕掛けた罠には乗らない。ここは振り返ってはならない小道。吉良は逆に鈴美を振り向かせようとするが、それも想定内。鈴美の犬、アーノルドに喰いつかれて、吉良は遂に振り返った。

第 436 話「さよなら杜王町―黄金の心」

ついに鈴美は自分の手で殺人鬼にとどめを刺した。役目を終えた彼女は惜しまれつつ天へと昇って行く。そして承太郎とジョセフもまた町を離れた。深く傷つけられた杜王町には、しかし黄金の精神がある。それが皆を護るだろうと。

第四部完

第 437 話「黄金体験 - 1」

康一は承太郎の依頼でイタリアにいた。さる人物の体組織を採取して欲しいのだと。だが早速トラブルがあった。タクシーを頼み荷物を盗まれそうになったのだ。「エコーズ」で阻むが荷物はなく、座席には代わりに奇妙な何か。スタンド使いは惹かれ合う。

第 438 話「黄金体験 - 2」

康一から逃げたジョルノに「涙目のルカ」なる男が金をせびりに来る。懐を探るが出てきたのは「DIO」という男の写真だけだ。聞き分け無いジョルノにルカは攻撃をするが、そこには一匹の蛙が。それが持つ「攻撃を相手に返す力」はルカを深く傷つけた。

第 439 話「黄金体験 - 3」

康一は承太郎から伝えられた住所を頼りに「少年」を探していた。ジョルノはすぐに見つかった。逃げようとする彼を「重さ」で捕えるが、ジョルノもまたスタンド使い。育んだ「木」で上へ逃れ、攻撃を試みた康一は自身に「重さ」を跳ね返されてしまう。

第 440 話「ブチャラティが来る - 1」

承太郎から康一は聞かされていた。ジョルノは DIO の息子である、と。一方当のジョルノは路面電車に揺られていた。そこへ現れた一人の男。「『涙目のルカ』を知らないか」と。白を切るジョルノだが男の手管で動揺させられ嘘がバレてしまう。

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