ACID BAKERY

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501-510 話

第 501 話「ベイビィ・フェイス - 5」

無敵と思える能力に圧倒され、ジョルノは再び喉を貫かれる。「ベイビィ・フェイス」はその場を離れようとするが、始末した筈のジョルノが立ち上がっていた。穿った傷も塞いで。ジョルノは敵の能力のヒントに、自分の「部品」を作ったのだ。

第 502 話「ベイビィ・フェイス - 6」

ジョルノは能力の新たな使い途を得た。だが依然強力な「ベイビィ・フェイス」は「ゴールド・E」の腕を切断する。人は失敗からこそ多くを学ぶ。故に「腕」は新たなものに組み替えられ既に敵の体内に入り込んでいた。ご存知ピラニアにだ。

第 503 話「ベイビィ・フェイス - 7」

ピラニアに食い破られた屈辱が「ベイビィ・フェイス」を成長させた。もはや子供の姿ではない。迫る拳だろうと軽くいなす。だがそれは「ゴールド・E」自身の腕ではなくバイクに生命を与えて作ったもの。体内に入り込んだバイクは爆発した。

第 504 話「ヴェネツィアに向かえ!」

問題ない。子供など何度でも作ればいい。そう考えるメローネは、しかしジョルノにヘビへと変えられた「ベイビィ・フェイス」の残骸に襲われ死んだ。一方護衛チームは逃走に成功していた。次の指令はヴェネツィアで DISC を入手することだ。

第 505 話「ヴェネツィア・サンタ・ルチア駅 『OA - DISC』をゲットせよ!」

唯の少年だったミスタが事件に巻き込まれ、逮捕されブチャラティに拾い上げられた。そんな彼は今ジョルノと共に車中にいた。しかしやけに冷える。窓が凍り、ミスタの指が折れるほど。敵の攻撃だ。

第 506 話「ホワイト・アルバム - 1」

敵は氷を纏い車上に張り付いていた。弾丸も通じない。道路が凍って運転もままならず低温化ではジョルノも能力を発動できない。ならば温度を用意する。ミスタが発砲し温まった弾丸は木の根となって敵を引き剥がした。だが追撃は終わらない。

第 507 話「ホワイト・アルバム - 2」

敵は氷を纏い、スピードスケートの要領で猛追してくる。突き放そうが車体から滴る水を凍らせ伝ってくる。弾丸も通じない。「ゴールド・E」で殴ろうとも通じない。触れられれば凍らされる。ヴェネツィアに到着した。車体が運河へ突っ込む。

第 508 話「ホワイト・アルバム - 3」

水中でも氷の脅威は依然変わりない。己の判断を呪うジョルノだがミスタの指示で植物を産む。低温下で草は凍り即席のボードとなった。陸へ向かい滑らせ、しかし直前で氷が解除される。ミスタ、再び水中へ。窮地。だが敵の弱点は見つけた。

第 509 話「ホワイト・アルバム - 4」

氷の装甲には呼吸孔があるはず。だが見つからずヤケになりかけるミスタはジョルノの助言で草を撃つ。車から作った草は部品に戻る。それが銃弾の力で装甲に食い込んだ。隙だ。ミスタは再び水中へ。氷の装甲、首の後ろから空気が漏れていた。

第 510 話「ベイビィ・フェイス - 5」

氷の装甲の唯一の露出部である呼吸孔に、ミスタは銃弾を撃ち込んだ。直後、けたたましい音と共に弾丸が跳ね返りミスタを貫いた。敵は空気すら凍らせ壁を作っていたのだ。遂に敵は上陸し、ジョルノ達が求めるものを探し、そして見つけた。

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