ACID BAKERY

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81 話 - 90 話

第 81 話「奪われた肉体の巻」

スージー Q の肉体はエシディシにより自爆を始めていた。赤石を追わねばならず、しかしその為には彼女を犠牲にする必要がある。だがこの土壇場、ジョセフとシーザーのコンビネーションが炸裂した。二つの波紋がエシディシのみを攻撃したのだ。

第 82 話「スイスに赤石を追えの巻」

赤石が送られた場所を掴んだジョセフたち 4 人は不退転の決意のもとその場所へ向かった。そしてスイス・サンモリッツ。エシディシが宛先とした場所、そしてジョセフたちが目指すこの場所にはカーズが待ち構えていた。赤石が両者を結びつける。

第 83 話「謎のナチス軍人の巻」

赤石まで少しのところでジョセフ一行はナチスに包囲された。彼らはジョセフの動向を監視していたのだ。そしてロッジへと場を移したジョセフらをカーズが襲撃する。惨殺される軍人らの中に生存者が一人。それは死んだ筈のシュトロハイムだった。

第 84 話「カーズ”光の流法”の巻」

柱の男カーズと改造人間シュトロハイムが対峙する。ナチスの科学力を集結した存在たるシュトロハイムの攻撃は、しかしカーズには通用しなかった。その流法は「光」。輝くような刃をもってシュトロハイムを切り裂いた。

注釈

「炎」や「風」と比べて「輝きを反射するから光」っていう間接的なネーミングセンスと、誰より太陽を求めたカーズに「光」の業が宿っているっていう圧倒的ロマンスが好き。

第 85 話「死の崖へつっ走れの巻」

赤石がカーズに奪われた。しかしシュトロハイムの抵抗により赤石は雪原を滑りこのままでは谷底へ。駆けるジョセフとカーズ。刹那の攻防。手にしたのはジョセフだった。しかしカーズの刃がジョセフを捕らえ、二人は共に宙へ投げ出される。

第 86 話「死闘 175m の巻」

カーズの執念に引かれジョジョは谷底へと落下していく。たった数メートル、されどさながら数十秒の如き密度で両者の思惑がぶつかり合い、ジョセフが一手上回った。だが崖上へ帰還するには距離が足りず…補うはシーザー。ひとまずは人の勝ちだ。

第 87 話「シーザー過去からの怒りの巻」

カーズが潜む建物を特定したジョセフたちは太陽のある今踏み込むか否かを議論する。俄然行く気のシーザー、慎重なジョセフ。小さな対立は、しかし激化しシーザーを一人館へ向かわせた。彼を出迎えたのは、一陣の「風」だった。

第 88 話「シーザー 孤独の青春の巻」

父に捨てられ以来憎しみに捕らわれたシーザーは荒んだ。そして父を発見し追った先で柱の男を目撃する。危うく養分になりかけた寸前、父は息子を庇って死亡した。血統に固執するシーザーを理解したジョセフは、彼と肩を並べる決意をする。

第 89 話「鬼気! 幻の男の巻」

いる。姿は見えないが確かな気配が、駆け付けたメッシーナ諸共シーザーを攻撃した。それは風の力で姿を消したワムウであった。一度は敗れた相手だが、あの頃のシーザーではない。そして放たれた技は、祖父ツェペリを思わせるシャボン・カッター!

第 90 話「光と風の激突!! の巻」

成長したシャボンと波紋がワムウを襲う。あの強敵ワムウが今や一方的な攻撃を許している。だがワムウという男は、怪物にして「戦闘の天才」であった。決着直前、不意に生まれた一点の死角を突き、ワムウの「神砂嵐」がシーザーへ直撃する。

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