けいおん!! #14 ゲル状と狂気と怒濤のムギ!
序論!
- 先週まで神回が続く『けいおん!!』ですが、そろそろペースダウンしてもおかしくありません。どんなアニメだろうと一話くらい「浮き沈み」があるものです。『成功したり』『失敗したり』……。なのでむしろ折り返し地点に至った現在、少しペースを落として、終盤戦への力を溜めるのが定石だと思われます。仮にこれ以降、少しだけ出来の悪い回があろうと、『けいおん!!』が神アニメであることに代わりは……。
- ピクッ
- なんだ、OPが変わった……?
- びくん
- ウイ……!! 右大胸筋のウイが今までにない神回だと言っている……!!
- びくんっ
- 左大胸筋のユイも!?
- OP や ED の変更だけでなく、本編にも何かあるのか!!
- びくん! びびくん! びびびくん!!
- 背筋のノドカ! 腹筋のムギ! 右上腕二頭筋のミオ! 左上腕二頭筋のリツまで! ああッ! 右大腿四頭筋、左大腿四頭筋の梓と純! なっ、大臀筋のさわ子も……!!
- なんだこの回は……!
本論!
- 相変わらず登場人物の独り言から始まる『けいおん!!』です。
- 口だけは達者なトーシロに対して、ムギが魅せる本物のスニーキング。
- 「暇なら一緒に遊びに行こうかなーって思ってたんだけど」「だめよ。7時半に空手の稽古があるの。付き合えないわ」「今日は休め」
- あぎー! OP が変わったよーっ! 激烈に濃厚な卒業臭のするよーっ。
- CM 明け。まったくこれまでのあらすじにはなっていないが、ムギがゲル状になる生態は理解した。「言葉」でなく「心」で理解した。
- ゲル状……一期の合宿でムギが口にした寝言が唯の深層心理に刷り込まれていたのだろうか。
- 「ほぇぇ……ゲーセン(下ー賤)だぁー……!」
- ムギと腕相撲したい。普通にやって普通に負けたい。
- ムギに抱きしめられたい。
- ムギと駄菓子屋に行きたい。
- ムギのぬいぐるみになりたい。
- 和の苺のくだりがヤバイ。
- もうこれは天然だとか価値観の相違で済ませて良いシーンではない。「一番取りやすい場所だし」「スポンジだと悪いし」という和の配慮は一方なものでしかなく、あまつさえ唯をさながら駄々を捏ねる子供であるかのように扱い、極めつけとして「しょうがないわねぇ。じゃあ私の栗あげるわよ」という異常過ぎる発言。ちょっと待てと。ケーキの最上部に乗っている具材がスポンジ以下であると最初に言い出したのはお前ではないのかと。にも関わらず「仕方がないから譲ってやる」とばかりにこの上ない上から目線での等価交換。お前最初からそのつもりで唯の苺に手を出したんじゃないのかと。半端じゃない。クレイジーだ。イカれてやがる。唯の天然とは訳が違う。眞鍋和は狂気を孕んでいる。だがそれがいい。
- ぎいいいもう A パート終わったァァ! けいおんッッッッッッッッ!!!!!
- 俺もムギをスパーンとしたい。むしろ不意打ち気味で右ストレートを側頭部に叩き込もうとしたところをカウンターで顎に左ショートフックを入れられて昏倒したい。
- ムギの SP に取り押さえられたい。
- ムギと夏期講習に行きたい。
- そもそも「ツッコミと殴打を抱き合わせにする」という行為自体が異常だと気付くべき。半ばそこに気付いているから「私(りっちゃん)には無理だから澪にやらせよう」にすり替えたんだろうが。
- 「私ジャンケン弱いから嫌です」
- 「つまり、勝負する気満々だが、ジャンケンは嫌だと。その上でお前が気持ち良く勝てるような勝負方法を一緒に考えろと?」「はい!!」「アホかー!」
- 苺を取られて泣く澪をダシに、和に人道を説く唯。
- ここの和は、自分の間違いを認めたというよりは「この場は謝っておいた方が合理的ね」とか考えていそう。眞鍋和は狂気を孕んでいる。
- というかいくら悪戯したからとは言え、目の前で澪にこんな泣き方されたら逆にこっちがトラウマになるわ。
- 澪はなぜ律を殴った?
- ムギに苺を横取りされて泣きたい。
- ムギに「もういいの」って失望されたい。
- ムギに絆創膏貼って貰いたい。
- ムギと遊びたかったのはお前だけじゃない。
- ムギと写メールを撮りたい。
- 新 ED 『NO,Thank you!』……。ここまで書き連ねてきたことに対して言われているのだろうか。
- 怒濤の神展開に放心状態になりつつ、〆。
結論!
- ムギは両方の眉毛を一度に取られるとゲル状になっちゃうの。
- 分度器でもいい。
- 怒濤のムギ! ムギ! ムギ!
- 眞鍋和は狂気を孕んでいる。
- 次回予告。終わる夏。
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