けいおん!! #18 ネゴシエイト!
序論!
- 気絶しても尚美しい澪ちゃんと背後のモブとの対比で始まる『けいおん!!』。どうやら今週も神回のようです。いい加減うんざりしてきました。このアニメには神回しかないのでしょうか。
本論!
- ロ澪。
- 律とプロレスやりたい。普通にねじ伏せてやりたい。
- ムギとプロレスやりたい。全力でやって普通に負けたい。
- 「澪先輩一色ですね!」
- イルクーツクとか調子ぶっこいた拍子に父親のことを「パパ」と呼んでいることを暴露してしまった澪ちゃん。
- 唯がさっきからめっちゃ木に徹してる。
- 「じっとしている練習しなさい」という台詞を普通に真面目に冷静に言い切った和ちゃんの顔が目に浮かびます。
- 和ちゃんの交渉術が凄い。
- 「どうしてもっていうなら『考える』けど」という言葉から、キャスト変更の手間と全体に与える歪みに気付かせた上で「せっかくクラスのみんなが選んでくれたんだから」「楽しみにしてると思うの、みんな」と畳みかける。「お前はみんなの期待を裏切ろうとしている」ということを言外に想起させる見事な心理誘導。しかも最後に「みんな」と付け加えることで、「あくまでも選んだのは『みんな』で私じゃないから」という責任回避をも同時に行っている。見事な、あまりに見事な交渉術。
- そもそも冒頭の投票結果開示のシーンからしてやばい。
- 澪の「異議あり!」に対する「なに? 秋山さん」がやばい。ある程度澪の性格を把握している和なら、重なっていく正の字に澪が顔を蒼くしていってることも分かってたはず。にも関わらず「なに?」。
- さらに「秋山さん」という言葉選びもやばい。これはつまり「(今の私は貴方の友人としての眞鍋和じゃなくて公人としてのソレなわけだけど)なに? 秋山さん」という先手。やばい。
- そうした上で「でも、立候補もいなかったし、推薦も無かったでしょ?」=「その異議に論理的裏付けはあるの?」
- そうやって澪の異議を全て潰した上でさらりと「田井中さん、ジュリエット役よろしくね」という「澪をそれだけ煽ったんだから当然あなたも分かってるわよね」的な有無を言わせぬ言葉運び。
- 合理と狂気の共存する女、眞鍋和。
- 「ねえねえ、和ちゃんはロミオ役とジュリエット役、誰に投票したの?」「あれ? 木って喋るのかしら」「はっ! そうだった! 木!」
- 「カット」って言いたいだけだろ、と思ったらその通りでした。
- 急にモブの出張り具合が激しくなってきました。もっとお願いします。
- エッロイものを見て反応するエロにゃんさん。
- けいおん!!
- 姉がジュリエットだと聞いて吹き出す聡くん。
- 小学生という生物にとってはこういうテレビ的漫画的リアクションをするのが限りなく実現可能な夢の一つ。
- 君、まずそのリアクションありきでペットボトル手に取ったよね。
- 次の日、そこには友達に「オレ昨日ジュース吹き出しちゃってさぁ!」と嬉々と話す聡くんの姿が。
- 律も「〜〜ッッ!! 餓鬼がッッッ!」と思いつつも『面白いというよりは笑うのが目的で笑ってる』小学生相手に何を言っても無駄だと知っているので反論不可。
- モブの中に混じってるビーストみたいなのが気になる。
- デブみお! デお! ! ディオ!
- 律に対して「こいつ相手なら調子ぶっこける」という距離感を築きだしたあずにゃんが微笑ましいですね。
- 客単価の高い店は客自体の質も高いようです。
- 特訓の副産物として表情が固定されたまま一晩置いておかれた澪ちゃんですが、よくパパとママが騒がなかったと思います。親の影を感じさせないこの世界ですが、親からしても自分の子供に興味が無いのかもしれません。
- 幕が下りたらたら木の演技を解除してもいいんじゃないかという疑問を残したまま、主人公で〆!
結論!
- ノドカ・ザ・ネゴシエイター。
- 親は子供の顔なんざ見てない!