ACID BAKERY

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けいおん! ##01 蜂蜜色の午後の始まり!

序論!

「こ、これはッ!! このアニメは!! 知っているッ! これは『けいおんッ』 第一期だッ!」

「『終わってしまった寂しさ』により、『寂しさ』の行きつく究極の所! 『けいおん』は一巡したッ! 『再視聴』だッ! けいおんは一つの終点に到着し『更なるティータイム』を迎えたのだッ!」

「一巡もクソも既に何巡も観てるだろうがァ――ッ」

「例えば三年後の未来何が起こるか? 視聴者全員がそれを知っている。『けいおん全話』を通して放課後ティータイムがいつ結成され、どのような演奏をし、いつ先輩方が卒業していくのか? すでに体験してここに来た。唯と梓がいつ出会い……そして別れるか? 夏合宿はどこへ行き、ライブハウスでの演奏はいつやるのか? ムギがどこでバイトをし、律が前髪を下ろすとおかしーのか? 澪ファンクラブはなぜ設立され、そしてその会長職はどのように和に受け継がれたのか? 誰が残されたあずにゃんを救い、誰が桜ヶ丘高校軽音部を引き継ぐのか? 頭脳や肉体ではなく精神がそれを体験して覚えて知っているのだ! そしてそれこそ『永遠の放課後』であるッ! 視聴者全員が未来を「覚悟」できるからだッ! 「放課後ティータイム」は「いつまでも放課後」であるッ! 最終回を観ているのに最初から視聴し直すのは「絶望」と思うだろうが、逆だッ! いずれ「終わる」と分かっていても「HTT のみんな」がいるから幸福なんだ! 「放課後ティータイム」は「絶望」を吹き飛ばすからだッ!」

本論!

結論!

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