ACID BAKERY

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午後の奇妙な冒険! 第五部【Hail 2 U & I!】

「あたい、スッポンモドキの『トンちゃん』。ローソンで『午後の紅茶 エスプレッソティー・ラテ』を馬鹿みたいに買いまくってくれた礼をしたい。願い事を三つ言えといっているのだ……」

午後午後午後午後午後午後午後午後午後午後

「あ……あなたは新手の楽器使いッ!? 『ギー太』! ……わああッ。すごいパワー……! このパワーからすると本体はかなり近くにいるんだねッ! 何者ッ!」

「その質問に対する答えが一番目の望みか? そんなつまらん願い事でいいのか?」

「なにが『三つの願い』なのッ! あなたにはこの私にすぐにでもムギちゃん T シャツを当選させることができるっていうのッ」

「それが『ひとつめの願い』か?」

「出来るものならやってみてよッ」

「よかろう。かなえよう」

「えっ」

「チェケラッチョイ(君に紬あれ)!」

「わーッ! ……。あっ。こっこの画面は! まさか!! 『商品の配送先を登録してください』……本物だ……」

「二つめの願い事を言え! かなえてやろう」

「こ……この〜〜。よ……よお〜〜しそれならこの私を……幼稚園の先生にしてみせてッ! 子どものころからなりたかったのッ! あ、ちょっと待って。ちょっと待って。やっぱりミュージシャンがいいなァ――ッ!! 高校卒業までに武道館に立ちたいな。今すぐやれるものならやってみてよッ!」

「ミュージシャンか……いいだろう」

「い、いや……待って。やっぱりちょっと待って!」

午後午後午後午後午後午後午後午後午後午後

「……死んだ人間を、生き返らすことは……できるの?」

「その質問に対する答えがお前の第二の望……」

「うるさいッ! 私の殺された妹を生き返らせてッ! 友達の和ちゃんを生き返らせてみてよッ! できるわけないよねッ!」

「できないよ」

「あ、できないんだ」

当たりました。