『ジョジョの奇妙な名言集』購入
本日の雑記事項
- 『ジョジョの奇妙な名言集』購入。荒木先生のコメント目当てだったけど、内容もこんなんで良いんじゃあないかな。「なんであの台詞が入ってないんだ」という不満を回避するには全ての台詞をブチ込む必要があるし、だったらそれはもう『ジョジョ』の単行本で良いんだから。こういうのは他人の「独断と偏見による取捨択一」をどこまで受け入れられるかが重要だと思うんだけど、「無い事への不満」は無視して、頷く精神みたいなものが念頭にあればそれなりの内容なんじゃあないだろうか。何にせよ 25 周年という節目にこういうものが発刊されて、『ジョジョ』界隈が活発になるのは嬉しい。思いつく事なんでもやっちまって下さい。
- あれだ、表紙の集合絵はディ・モールト（非常に）良い。圧巻。 2 冊をどっち側に並べても繋がっているので、入れ替えて印象を変えてみても楽しい。おー、仗助と定助が並んでる！ ジョニィとジョナサンは並んでないけど。あと悪役側の統一カラーなんだろうけど、ザ・ワールドと DIO 青すぎるだろ。
- 巻末の荒木先生によるコメンタリーも大きな見所の 1 つ。っていうかこれが目当てだった。内容自体はこれまでのインタビューで触れてきたものをかいつまんでまとめたと言えるんだけど、これがまた読み応えがあるんだ。台詞がリズムで生み出されている、というくだりはなるほどと頷かされたし、「何をするだァーッ」に触れてくれてて嬉しい。っていうか唐突に荒木先生の写真が挟んであって噴いた。眼鏡なんかかけていらっしゃるから若さにブーストがかかっておる。また若返ったのか。
- 「大それた力」！ 「大いなる力」じゃなくて！ いやでもこれは上手いやり方だよ。いやね『ゴーカイジャー』はまともに観てないんだけど、歴代公認ヒーローの力を「自分たちには大それた力」という形で「お借りする」。『ゴーカイジャー』や『ディケイド』の在り方よりも先代に対して強いリスペクトを感じるんですよ。それが「非公認戦隊」というタイトルや、特撮オタクという主人公のキャラ付けと有機的に結びついている。素晴らしいですよこれは。
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