結果 : 【NO GAME / キュアピースの優勝】
サザエさん : 9 / キュアピース : 10 / あいこ : 16
解説 : 決着ゥゥ――ッ!! 1 年という期間に渡り繰り広げられた「サザエさん VS. キュアピース(S.V.C.)」が! ついに! 『キュアピースの勝利で完結したッ』!! 余韻の残る内にさらっと解説してしまおう。ジャンケン対決終盤においてキュアピースは 1 勝差を保ったまま「ジャンケンをしない」という「タイムアウト戦術」に切り替えた。キュアピースはルールの死角を突いたんだ。如何にサザエさんがジャンケン界の豪傑と言えど、ジャンケンの機会を与えられないのであればただの専業主婦に過ぎないんだからな。だがキュアピースにとってこの戦術は賭けだったろう。なぜなら勝差はたったの 1 つ、何かの手違いで対決が成立してしまえばあいこに、最悪ひっくり返されてしまっておかしくない。しかも相手はあのサザエさんだ。安全策を選択しているようで、キュアピースにしても気が気ではなかった筈だ。最終回、皇帝ピエーロも奮戦してプリキュアを変身解除まで追い込んだ。最後のジャンケンチャンス到来だったが、ここでキュアピースは凄まじい荒技を繰り出す。そう! 「変身したくない」と駄々をこねだしたのだ――ッ!! 良く分からんが変身すればペットと離ればなれになってしまうらしい。普通に考えれば地球が砕かれている時にペットがどうこう言っている場合じゃあない。恐らくキュアピース本人も苦しいと感じていただろうが、何と他のプリキュア達の支援もあり、ここで皇帝ピエーロは空気を読んで追加攻撃を待ってしまった。変身していない状態で攻撃してしまえば物語がバッドエンドで終わってしまう。幼児向けアニメでそれは避けねばならない。つまりキュアピースはここでもルールの死角を突いた訳だ。全くキュアピースめ……(これを言うのも何度目か分からんが)抜け目の無い小娘に成長したものだな。ともかく時間稼ぎの甲斐もありジャンケン無しの再変身に成功ッ! 皇帝ピエーロも瞬殺ッ! ともかく「ジャンケン対決」はキュアピースの優勝ッ! 地球の平和は守られたッ!! 素直におめでとうと言ってやろうッ! これにて S.V.C. 終了……え? 最後なのにコメントがあっさりし過ぎ? サザエさんには何かないのかって? まあ待て。後で総括をやるから。ああ、そうそう。その、なんだ。キュアピース……佳作おめでとう。だが自惚れるなよ。お前なんかまだまだなんだからな。