『孤独のグルメ』「有楽町ガード下の韓国料理」
- この男、今日も孤独――!
- ああ、なんか癒される。ドラマ版もあれで慣れてしまったものの、やっぱり原作は独特の雰囲気があるのんな。
- ドラマ版の鷲宮回といい鶯谷といい、井之頭五郎は興が乗ると一句読みたがるのであるッ!
- ナッポリーン!
- 既にサブタイトルから「『ナポリタン』に到達することはない」と知ってしまっているので、今回の見所は「如何にして五郎が信念を曲げるか」に集約される。
- 「冒険だ」と入店し、結果「手堅く」注文をする。この心の移り変わりよう。どうです。良い漫画でしょう。これだから良いんですよ、これが。
- 「冬なのに冷麺(笑)」と失笑されてシュンとなる五郎ちゃん。だ、だってメニューに書いてあるし……。
- 冷麺食べたい
- ああ、「生卵かける式」ね。「生卵かけない式」もあるよね。
- 「わおお」の、顔ッ! 絶対これ笑わせに来てるわズルいわー。かつてこれほど振り切れたリアクションがあっただろうか。
- チャーシュー丼と聞いて「韓国料理?」と疑問に思わないでもないが、推測するに、多分焼肉ダレ、味噌ダレ的なものがかかっているのだろう。そして生卵……まあ農耕民族日本人としては唸る以外無いよね。
- 「韓国スムニダ」のシーンで描かれているお冷やだかお茶だかのボトルは、恐らく我が家にあるものと同じなのですが、これ、中央の蓋を開けないと中身が出ません。なのできっとこの直後に店員から再びの失笑をかっているはずなのですが、泣く泣くカットされたのでしょう。
- 「ナポリタン 新橋 遠くになりにけり」
- 「お気を確かに! 残る七・七を詠むのです……!! それでは歌になりませぬぞ!!」「下の句など蛇足」「がああああ! 痛っイイ! お……折れるう〜」
- そしてまさかの二ヶ月連続掲載! 『Season4』に併せて再度掲載されるとして、これはもう新刊発売まで秒読みとしか思えないッ!!
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