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『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』 第 40 話「ダービー・ザ・プレイヤー その 1」

前回、満身創痍となって皆の前に姿を現したイギー。文字通りの意味で「人知れず」死闘を繰り広げ、 館の位置を伝えにきたのだ。そして何と花京院が戦線に復帰したッ! なぜ小声で話しかけてきたのか。もったいつけたかったのだろうか。大した余裕である。これも恐怖を乗り越えたがゆえだろう。スピードが上がったり、代わりに防御力が下がっていたりするのかもしれない。

ともかく、長い旅も終盤への差し掛かり、一行は誰一人欠けることなく DIO の館へとたどり着くことができた。出迎えたのは男は「ダービー」と名乗る。あのギャンブラーの弟だ。この時点でやばい匂いがするのに、あまつさえ館の執事をしているという。執事と言えば定番の強キャラだ。しかもトランプを投げてきたッ! トランプ使いも強キャラの定番だッ! 敬語なのも強者の証ですよねッ。兄弟の内、弟の方が強いのも常識ッ。まずいぞ。旅の終わりに相応しい、とてつもない強キャラが現れたもんだぜッ!

というわけで、何やかんやあって異空間に引き込まれた承太郎とジョセフ、花京院。アヴドゥルに「ダービー」へのリベンジの機会を与えてやりたいところだが、ここは勇ましく名乗り出た花京院に勝利を譲ってやるとしよう。花京院は、最初こそ敵として現れた。だが承太郎に命を救われ、仲間として無関係であるはずの旅に同行し、数々の困難から皆を救ってくれた。花京院よ、君が怪我で離脱した時、皆がそれを惜しんだ。君がいない間、どれほど寂しかったか。花京院よ、その敵は邪悪だ。今こそ君の頭脳と PS(プレイヤースキル)が必要なのだッ! そしてダービー(弟)とやら、その男に挑む無謀さを知るがいい! 次回「おめえの出番だ、承太郎!」 ぜってぇ見てくれよな!

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