間田くんは確かにクソ野郎だろうが、「超能力を手にした思春期のガキ」として非常にわかりやすい造詣とも言える。他人の容姿を手に入れたい……あわよくばカワイイ女子の体を好きにしたいし、嫌いな奴を傷つけてやりたい……でも自分が直接手を下したくはない。そういった鬱屈があのような「上っ面」な形で現れた辺りが、とても「らしい」と言えばらしい。一番怖いのは、こういうある意味どこにでもいそうな子供が、偶然に力を手に出来てしまうこと。 4 部の「日常」を象徴するキャラクターだろう。