暑いですね。ヒアリも怖いし外に出たくないので『ONE PIECE』の正体について書かせてください。と言っても『ONE PIECE』ガチ勢って訳でもないので、もしかしたら無様を曝してしまう結果になるかもしれませんが、ちょっとした思いつきを書いていくサイトなのでご容赦ください。あと『ダークソウル』記事のように引用するテキストを熱心にググったりしながら書かないので、すごくふわふわした内容になると思いますが、そこもご容赦ください。みんなの容赦で生きている。
ということで結論から書いてしまいますが、「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」とは、「毒」です。
確かサンジはオールブルーを探していて、そこは全ての海が交わる場所だったはずです。確かまだどこか分かってませんよね(早速ふわふわしてきた)。で、「ワンピース」がラフテルにあるのだと仮定して、ラフテルはオールブルーにある、或いは空に浮かんでいるのでは、とかそんな話だったはず。
「ワンピース」は毒です。或いは核兵器のような汚染物質かもしれない。それを「全ての海が交わる場所」に放ったらどうなるかというと、考えるまでもなく世界中の海が汚染される訳です。結果として海産物は死に絶えるかもしれないし、その強力さたるや、人々が永遠に海へと出られなくなる程かもしれない。ですが「ワンピース」が毒であるというのは、それを使用すること自体に本意があるのではありません。
それほどの毒を海賊という存在が手にした事実が世界中へと知れ渡った瞬間、そこで初めて「海賊王」は誕生します。なぜなら毒を手にした者は生か死かの選択を全世界へと強いることが出来るからです。「死にたくなければ従え」。その恐怖をもって、海賊王は全ての海を支配することが叶うでしょう。ラフテルの玉座で全てを牛耳る海賊王の下、国は瓦解し、それ故に国同士の諍いも無くなり、絶望の中で世界はある種の平和を得ることになります。
毒の力で世界を「ひとつにつなぐ」。そうしてもたらされた「平和」こそが「ワンピース」の正体なのです。
ロジャーが断頭の際に口にした「この世の全てをそこに置いてきた」とはそのままの意味です。ワンピースを手にする者はこの世の全てを支配できるのですから。
ちなみに「パシフィスタ(平和主義者)」というマシンがだいぶ前に出てきてましたが、「ワンピース」の正体が仮説の通り「強制平和装置」なのだとすると、ここに何らかの繋がりが見出せます。両者は同じところから来たのでしょうか。