今更気づいたが『SBR』の給料安い汽車運転手は、このサーレー戦のトラック運転手のセルフパロディだったのか。恥ずかしい話だが、死ぬ前に気づけて良かった。さてサーレー戦である。あらゆるものを「固定」できる「クラフト・ワーク」は最強説のあるスタンドだが、残念ながら最強のスタンドなど存在しないのだ。「スター・プラチナ」は最強と明言されているが今ここにいないからノーカウントな事象というもの。絶対防御のように思える「クラフト・ワーク」も、別に無意識に発現できる訳でも、皮一枚で完全防御できる訳でもない。僅かでも攻撃が通るのなら、ミスタによる至近距離で相手を目視しながらの「暗殺」が可能だ。何を言っているんだか自分で分からねえ。ところで銃弾で相手をするから余計に強く思える「クラフト・ワーク」だが、例えばスタンドによるパンチなどの直接攻撃はともかく、「重く」したり「爆破」したりといった「能力」の部分までは「固定」で防げない気もする。「ザ・ハンド」はたぶんちょびっとだけ削った後に腕の動きを「固定」されてしまうだろうか。ともかく「固定」は「運動」に対しては有効でも、予備動作の伴わないいきなりの「能力」に対しては無情な結果に終わると思うのだ。