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『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』第 34 話「鎮魂歌(レクイエム)は静かに奏でられる - 1」

聡明なサブカル民の方々ならば、今回の話が『君の名は。』の原案になった訳ではないことはご存知だろう。

そんな訳で入れ替わった。その現象は仲間たちに限らず、周囲にまで及び大惨事も良いところだ。死んだと思ったら亀に魂を移していたポルナレフ曰く、これは矢の力で「先」へ進んだ「シルバー・チャリオッツ」が引き起こしたのだという。人間に変化を及ぼしスタンドを発現させる「矢」。しかし「矢」はそれだけに留まらず、スタンド自身にも新たな変化をもたらすようだ。四部で「矢」は既にスタンド使いであった吉良から新たな能力を引き出した。似ているが、あれとは違うだろう。かつて「石仮面」があり、これは吸血鬼を産み出す道具だったが、しかし吸血鬼とは柱の男にとっての餌だった。「矢」も同じなのだろうか。スタンド使いとは、スタンドの「先」にあるものを産み出す為の苗床のようなものでしかなかった……と。だが安心して欲しい。ここら辺は回収されない。今後の展開だけに刮目せよッ!

ところでトリッシュがミスタと入れ替わったのは、「それが彼女にとって一番可哀そうで面白いから」という理由にしか思えないが、まあ楽しそうだし良いではないか。

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