みなとみらいに用事があったので電車に揺られて向かったんですが、 14 時くらいだったかな、下車した矢先、腹が減ったなと。駅周辺で何か食うべと思いながら軽く散策したらダイナーチックなお店を見つけたので入りまして。
席に案内されて水を飲み、ランチメニューから「ファイヤー・フライド・チキンバーガー」なる真っ赤なハンバーガーを見つけて、オっいいじゃんと。赤く照りに照ったチキンからチリソースの甘辛さを想像し即決。わくわくしながら待ちました。ランチ帯でドリンクとスープが飲み放題だったので、それらで胃を馴染ませつつ待ちました。
で、盛られたポテトの横に期待通りのビジュアルで「ファイヤー・フライド・チキンバーガー」がデンと乗った皿が運ばれてきました。基本的に手が汚れる類の食べ物はそんなに好きじゃないんですが、まあ、たまにはいいじゃないのと齧り付いたんですね。
チリソースじゃなくてタバスコでしたよね。
期待していた甘辛さなど何処にもなく、かと言って辛い！ というでもなく、ひたすら酸っぱいだけのハンバーガーでした。出来立て熱々の料理なので不味いってこともないんですが、さすがに酸味一辺倒は、キツい。結構おなかが減っていて、勝手に想像したチリソース味のバーガーに期待値が上がりすぎたのも手伝い、哀しい食事でした。初見の店では冷静さが必要という話。
でもこうやってふらっと立ち寄った店で若干失敗する感じ、原作の『孤独のグルメ』っぽいなと思えたので、トータルではプラスの体験だったと思う。簡単な人生だな！