ウルトラセキュリティ懲罰房での暮らしがすっかり徐倫をタフにしましたね。いや元々タフではあった気がするので、更に成長した彼女はそろそろ父親を超えるでしょうか。いやあの人はそもそも刑務所をホテルくらいにしか考えていなかったので、あんまり比べてやるべきじゃないかもしれない。承太郎ならウルトラセキュリティ懲罰房の中でもキノコなんて食べず、謎に射程を無視してビールとか持ち込んでただろうな。
DIO とプッチのスタンド談義だ。スタンドは適材適所ですって。嘘つけ！ 弱いスタンドじゃなくて強いスタンドと聞かれたら絶対「ザ・ワールド」って答えてただろ。いや逆なのかも。自分が王座に相応しいと自負するからこそ「適材適所」という考えに辿り着いたのかもしれない。
さてそんな最弱スタンド論で名前が上がったのが「サバイバー」でした。本体の怒りを触媒に、能力が及んだ対象へとその昂ぶりを伝播させるというもの。ただし過剰に、そして強烈に。徐倫がウルトラセキュリティハウスユニットに辿り着いてしまったのなら、そこに潜む生え抜きの囚人たちに殺させればいい。明確な指示など無くとも動機は簡単に用意できる。その為の「サバイバー」でした。
思惑通りに始まってしまうバトルロイヤルッ！ 徐倫は生き残ることができるか。そして F・F は、アナスイは間に合うのか！ 間に合う！ 間に合います！