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『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』第 30 話「ヘビー・ウェザー」

前回「アンダー・ワールド」は穴掘りに使えて便利だネとか言いましたが、脱出時の描写を観る限り地下洞穴は能力によるものであり、半ば幻覚……なのでしょうか。或いは能力が収まると必要以上のスペースが自動的に埋没するのか。じゃあ穴の深くへ消えて行ったプッチはなんなんだよ! とか言ってはいけない。「ヘビー・ウェザー」回の始まりだぜガハハ。

「ヘビー・ウェザー」ッ! 突如現れた奇妙な虹に触れると、なんと人間がカタツムリと化してしまう。スタンドは一人一つずつの原則に従うなら、これもウェザーの天候操作の一環らしい。そんな馬鹿な。天気の力でどうやれば人間がカタツムリになるんだか。まさか太陽光を不思議に屈折させて作ったサブリミナル効果の影響で人間を深層意識から変異させているわけでもあるまいし……。まあ取りあえず今は、能力の秘密を知っていそうなヴェルサスを追う一手です。

細かい部分ではありますが大分改変されてますね。一番目立つ部分として、エルメェスの変異が大分軽傷になってますね。原作だとメチャクチャ重症にカタツムリ人間でしたからね。対してジョリーンは「かたつむりコーデ」に留まっていたように思えたので、初見時は「ジョースターは保護されているッッッ」と叫びたくなったものです。荒木先生、エルメェスには何をしてもいいと思っている節がある。

ところで「アンダーワールド」はでかい現象だけでなく、意外と小回りが利くのが良いですね。小技と大技のふり幅がここまで大きいスタンドも結構珍しいんじゃないかな。

ってなわけで急いで書いたのもあって散文的になってしまいましたが、次週は急に冷静になった「ヘビー・ウェザー」と神父がぶつかり合う。たぶん過去回想です。

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