『ガールズ&パンツァー 最終章』 第 4 話を観てきました
散々待たされた挙句に待っただけのものを見せられるので毎度何も言えなくなる『ガールズ&パンツァー 最終章』、第 4 話を観てきました。ちと時間が無いのでさっくり感想だけ描きますが、ネタバレしているので気を付けてください。
- 何が凄いって、「あんこうが落とされた」ところから逆転する展開だと分かり切っているにも関わらず、「これヤバいんじゃない?」とちゃんとハラハラさせてくるのが「手腕」ですわよね。肝はスピード感と見た。あれこれ考える暇が無い。
- スピード感と言えば、雪山を滑走しながらの戦車戦が『アーマード・コア』のスピード感で笑っちゃった。『ACVI』が発売されてのこれだから、時代がこのレベルの速度を求めているのか。
- 雪山滑走戦で戦車砲の反動を使っての軌道修正を多用するくだり、だから『アーマード・コア』のサイド・ブースターかって!
- 最高だったんだけどシモ・ヘイヘのヨウコちゃんたち新キャラの日常シーンをもうちょっと観たかったですわね。BC 自由学園が尺をたっぷり使って描かれていたので、このあたりは今後に期待しておきましょう。
- で、決勝の相手が決まる戦い。……そっかぁ、そっちですか。
- というか手札の切り方がズルいわ! そりゃあ聖グロには本編で一度も勝てていないので因縁はあるでしょうが、言葉を選ばずに言えば聖グロって底が知れているというか、まだ出していないキャラがいたとしても初戦の再生産にしかならないのでは、だったら新隊長として蒙が拓いたエリカとの因縁を果たして欲しい……と思っていたので正直黒森峰が勝つと踏んでいて、そんで最後の決着のタイミングでその手札出してくる!? カードの強さの話じゃないんですよ。最初から聖グロ側に「彼女」がいたら、敵は強大だが頑張れ黒森峰……となってたんですが、決着の際にジョーカー出されたら「終わった!」となりますわな! ジョーカーのことがすっかり頭から抜け落ちていたこっちに落ち度はありますが、完全にメタ思考してたつもりが相手のコントロール下だったと気付かされて凄い衝撃を喰らいました。参りました。こういう完全敗北の瞬間の為にアニメを観ている。
- でもエリカここで敗退ですか……。負けたことを素直に「悔しい〜」と言えるのは、黒森峰がどうとか西住流だとかの余計な重圧から解放され むき身の女の子に成れたハッピーな描写ではあるのでしょうが、同じ重圧を除去された経緯を持つ純粋な戦車道選手としてのみほとエリカの決勝戦、観たかったよね……。
- しかしどうなるか分からんね。あと 2 話あるわけでしょう。御家同士の因縁を越えてみほが実家に戻るなら……最後の鍵は家元が握っている。『ガルパン』というコンテンツは常に家元が支えているのだ。
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