2023 年 12 月
寒くて楽しい 12 月
ずっと notion を弄る毎日だった。日々をデータベースと化するの……おもしろ……おもしろ……快適……おもしろ……。
以下のページが非常に助かりましたね。
Notion でタグライブラリーを作るとめちゃくちゃ捗った
おもしろ……おもしろ……タス……ケテ……。
ということで今月の振り返りと共に、あとは年を越すだけ。2023 年の振り返りは……三が日のどこかでやりましょうかね。
それでは皆々様方、よいお年をお迎えください。
12 月、あれやこれや
映画
- 『アイの歌声を聴かせて』
- もう少しリアリティが欲しかったけど、おとぎ話であることから逃げなかった点でそう悪くない映画だったと思います。
- 『首』
- 口の中で大福ぐりぐりのシーンがキツかった。
- 「権威や役職を笠に他人に乱暴を働く奴は、最後にやり返されて死ぬ」……という点で戦国『アウトレイジ』だったと思うのですが、如何でしょうか。あと「首」を主題に据えたくせに、皆が挙って求めあうそれを、最後に「どうでもいい」と蹴り飛ばす、壮大な戦国コントでもあった。ここら辺、「こんなゲームに一生懸命になってどうすんの」に通じる。そう考えると手を変え品を変えて同じことを一貫してやり続けてきた監督なのかなと。
- でも色々置いておいて、やっぱり秀吉がおじいちゃん過ぎる!
- 『映画 窓ぎわのトットちゃん』
- 窓ぎわで始まって、窓ぎわで終わった話。好奇心に生きる少女がそれを人に分け与えられるようになっていく美しさの、しかし背後にある戦争が、どうしようもなく哀しい。
- もちろんとても良い映画だったんですが、それはそれとしてトットちゃんが「黒柳徹子です」と名乗るたびに「フフッ」となり困ってしまった。いや黒柳徹子が黒柳徹子と名乗ることは何もおかしくないんだけども。
- 『ダニー・ザ・ドッグ』
- 午後のロードショーで。
- 良かった。かつてクローゼッドの中で母親の死を見せつけられた少年が、今守りたい人達のために飛び出していく。そこで差し込まれる、「あの時には飛び出せなかった少年が飛び出していく」カットインに痺れたね。
- ラストで、首を絞めつけるものが首輪からネクタイに代わったのも、とても気の利いた終わりかた。
アニメ
- 『僕らの雨いろプロトコル』
- 「e スポーツを夢にしてはいけない理由」は現実問題として多くあるし、その提起と解決って病弱の妹とか女優とか使わないと描けないことなんですかね。「職業物」としての熱さはどこにもなく、ただの凡庸なラブコメの一種でした。
- 『ブルバスター』
- コミュニケーション不足、ホウレンソウの不出来を基点にドラマを作るのやめよう! すぐにでも!
- 『オトナプリキュア』
- その日その時、目の前のことで手一杯な生き方をした事が未来を荒んだものに変えた。だから辛くても大変でも、未来が良くなるように、もうちょっとだけ皆で頑張ろう!
- 正論。こんな正しいだけの言葉をオトナプリキュアが吐くの、嫌なリアリティに溢れてるんだよな……。後日談のボランティア活動描写が色々なことを象徴していて、結局ゴミを道端に投げ捨てる人間はそのままで、「余力のある人たち」の負担が増えただけ。プリキュアの力を以てしても基本給は上がらないし、ブラックな職場はブラックなまま。戦う力のある人間の「余力」では足りず、根本的な解決になっていないから未来は荒廃したのだろうし、あの荒廃したビジョンの中に、余力ある人たちの頑張りが無かったはずはないと思うんですよね。口に出しただけで何か小さな一歩を踏み出した錯覚だけを得る、そんなつまらん正論が『オトナプリキュア』のアンサーでした。ショッキング!
- 御初代様登場も含め、所詮はオールスターズの亜流に留まったというのが総括的感想なのですが、最後の意味不明な不穏さは面白かった。最後にベタなホラー的演出を置かないと話が締まらないと思ったなら、それは劇中で吠えた「頑張れば未来は明るい」を、製作サイド自身が信じていない証拠でしょう。
漫画
- 『ダンジョン飯』
- 最終巻まで。終わってしまった。最後までいい漫画だった。「食べる」という一点を、ただ穴が空くほどに見つめる。ああダンジョン飯。
- 『辛辣なるグルメ』
- こちらもこちらでグルメ漫画。
- 自分が客ならまず寄り付きたくない類の店が、それはそれで役割や長所が見出されたりする(それはそれとして劇中に出てくる店には一つも行きたくならない)独特の読み味がする漫画なのですが、主人公の特徴である「個性的な口調」がシンプルに不快で、どうしようかなって。
成果物
記事
今月は記事書いてないんですが、こんなものを作りました。
こういう些細なクリップをインターネットに放流していきたい。
絵
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