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プリキュアセブン | このまえのおはなし | このつぎのおはなし

「いざブードゥーキングダムへ! フィンチ背水の陣」(いざブードゥーキングダムへ! フィンチはいすいのじん)

ブードゥーキングダムではフィンチが完成(かんせい)したグラヴィティーズレインボーをキングブラドに献上(けんじょう)していた。あーあ、おわりおわり。これでキングブラドブラドのパワーは完全(かんぜん)なものとなってしまった。おわりおわり。もうだれもかなうはずがない。フィンチはその無限(むげん)ともおもえるパワーをまえにまたぐらがいきりたってしまったんだけど、一方(いっぽう)であのキュアプライドの未知数(みちすう)なちから……プリキュアのおこす奇跡(きせき)を心(こころ)のどこかでおそれてもいたんだ。キングブラドがまけるはずはない。しかしやつをこのままにしてもおけない。決着(けっちゃく)をつけてやるぞ、プリキュア!

そのころ月虹(げっこう)の園(その)はとんでもないことになっていたの。ここまでもれだすキングブラドのエナジードレインで、無数(むすう)のグルやカブラーンがまちにあふれかえっていたんだ。変身(へんしん)して人々(ひとびと)をまもる司(つかさ)たち。そんなにつよくはないけど、敵(てき)は無尽蔵(むじんぞう)にリポップしてくるからたまったもんじゃない! そんなとき代樹(たいき)がいったの。「プライド! おまえはブードゥーキングダムにのりこめ!」。大本(おおもと)をつぶせば敵(てき)もきえるだろうってかんがえたみたい。仲間(なかま)をのこしていくのはしのびないけど、ここはまかせていくしかない。そしてプライドは単機(たんき)、本拠地(ほんきょち)へ

ブードゥーキングダム……そこはグロさの粋(すい)をあつめたような場所(ばしょ)だった。プライドはおびただしいかずのグルとカブラーンをけちらしながら、ブードゥーキングダムの中心(ちゅうしん)とおもわしきポイントへとつきすすんでいく。そしてたちはだかるのは、フィンチ。かつては想像(そうぞう)をぜっする強敵(きょうてき)だったフィンチだけど、いまではもうこちらのほうが圧倒的(あっとうてき)につよい。しかしフィンチもそんなことをは理解(りかい)しているみたいで、そのてにはあの「くろいくすり」がにぎられていたの。「すこしでもキングブラドさまをおびやかす要因(よういん)は排除(はいじょ)せねばならぬ!」

凶暴化(きょうぼうか)してせまってくるフィンチ。プライド、まさかの苦戦(くせん)。あとさきをかんがえずたちむかってくる敵(てき)はここまでつよいんだね。だけどこっちだってこんなところでまけるわけにも、あしどめをくうわけにもいかない。そしてプライドは虹色(にじいろ)にかがやくカードをつかって、必殺技(ひっさつわざ)「プリキュア・セプタプル・プライド」をフィンチへとたたきこむ! 四散(しさん)するフィンチ。これでのこるは……「おれだけだな」。まんをじしてあらわれるキングブラド。最強(さいきょう)の、そして最後(さいご)の敵(てき)。やつさえたおせば、伝説(でんせつ)の戦士(せんし)プリキュアのたたかいは、おわる!

じかいよこく

つかさ「ボスキャラとの連戦(れんせん)……こういうのもあるのね」

マニー「しかしこれでいよいよ最後(さいご)のたたかいマニ」

つかさ「月虹(げっこう)の園(その)では代樹(たいき)たちもがんばってるし、いそがないと。だけど相手(あいて)はキングブラド。わたしひとりの力(ちから)でかてるの……?」

マニー「お、めずらしく予告(よこく)っぽいマニ」

つかさ「でしょ」

つかさ「プリキュアセブン、『最終決戦(さいしゅうけっせん)! 月虹(げっこう)の園(その)が静止(せいし)する日(ひ)』」

つかさ「ひとりでプリキュア、 7 にんぶん!」

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