常に五月病
『AC』行脚進捗
『AC6』までにシリーズ全作終わらせておこう、の試み。現時点で『4』まで行きました。なんとか間に合いそう。
ウィっす
アニメ
- 『東京24区』
- 録画を消化。悪くは無かった。トロッコ問題もいい加減食傷気味ではあるんですが、それは喰ってる側の理屈ではあるし、まあ同じ答えが出ようと考え続けないといけないことではある。ただ最後の「大好きです」はちょっと……よく分からず応えてる奴が殆どだろ!
- 『水星の魔女』
- このアニメってキャラクター間の嫌悪が好転する殆どが生死を乗り越えた時ばかりなんですけど、それって学園ものである意味あるんですかね。教師らしい教師も出てこないし、「戦争によって踏みつぶされる日常」として描くにしても中途半端な印象しか持てない。それでいてプロスペラは「大事なものはそこにある!」とばかりに娘を学園に送り返す……本当に? 本当にそう思ってる?? 終盤に入ってから脚本の都合でキャラクターのメンタルに調整が加えられているようにしか見えないのもあって、どうにもこのアニメ、プロットと文脈ばかりが先行しているようで全く腑に落ちてこないぜ。その割にものすげえウケてるのは、好意的な感想が半ば大喜利に似た形で SNS 上で共有されヒートアップしていく傾向がある昨今、「バズり」というものがプロットと文脈を客に委ねることで作り出すものだからなんだろうな、とは『リコリコ』の時も思ったよ。そういう意味では非常によく出来た商業作品なんだろう。
映画
- 『トゥモローウォー』
- まあ、シンプルというか基本を抑えた出来で良かった。難い父親に頼るよりも、ほぼ死が確定してる未来への徴兵に従うってのはちょっと苦しい気もしたし、「現在で問題を解決しても未来の戦争が無くなるわけじゃない」ってくだりはなんだったんだとは思いましたけど。ただ、何やかんやで父親が死ぬ流れに反してくれたのは小気味よかったかな。亀仙人みたいでかっこいいおじいちゃんだった。
- 『BLUE GIANT(ブルージャイアント)』
- 良かったんですが、 CG のクオリティがな……。良質の曲とシナリオに対してそこがレベルを引っ張ってた感がどうしても拭えませんでした。あと正直に言うと最後の追加シーンは蛇足でしたね。ダイ・ミヤモトはジャズの体現者であり、そこで出来ることは全てやったと思えば、泣きながらでも周囲を置き去りにできるエゴイストなので、だからこそああいう形とはいえ三人でソーブルーに立つという夢は「叶ってはいけなかった」と思う。原作が意図してやらなかったことをやってしまうのなら、それはあの作品を題材にした意味がない。それを超える気概が無いのであれば、ですが。そして劇場版は原作を超えるものではなかった。もちろん人情としては理解できるんですが、それを振り切るのがダイ・ミヤモトという才能の在り方なのだ。
- 劇場版『ポンポさん』といい、天才のエゴイズムを凡人のヒューマニズムで希釈する作劇、好きになれないな。
漫画
- 『野球で戦争する異世界で超高校級エースが弱小国家を救うようです。』
- オイオイ面白いぞ。超高校級球児というだけで果たして人外と渡り合えるものだろうかと思わなくもないですが、正直地球の達人が異世界スキルで更に強化されるのあまり好きじゃないので、良い塩梅なんだと思う。高校球児は人狼にだって鬼にだって勝てるのだ!
- 『第三のギデオン』
- 積み読の消化。すげー漫画だった。そこそこ色々な「フランス革命もの」を読んできましたけど、一番好きなルイ 16 世とマリー・アントワネットかもしれない。ただこの 2 人が魅力的過ぎて主人公のギデオンたちが少々霞んでしまった。あんな「ごめんなさい、今のはわざとじゃないのよ」があるのかよ!
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