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プリキュアセブン | このまえのおはなし | このつぎのおはなし

「拉致って監禁! またやらかしたモスキー」(らちってかんきん! またやらかしたモスキー)

めがさめると、鈴(すず)はどこかの倉庫(そうこ)のようなところにいたんだ。どこかもわからなければ、でられもしない。そしてどうやら、となりの部屋(へや)にはおかあさんもいるみたい。どうしてこんなことになったんだっけ……? さかのぼることすこしまえ、ブードゥーキングダムではフィンチがつぎのてをかんがえていた。キングブラドはキュアレッドに興味(きょうみ)があるみたいだけど、臣下(しんか)としてはさっさとたおしてしまいたいからね。そこにモスキーがやってきて「いいて」があるってしたり顔(がお)でいったんだよ。フィンチは「こいつだれだっけ」とおもったけど、やるだけやらせてみることにしたんだ。

そんなこんなで、モスキーは鈴(すず)とその母親(ははおや)を拉致(らち)って監禁(かんきん)したというわけなんだ。人質(ひとじち)というのは単純(たんじゅん)だけど効果的(こうかてき)だからね。わらうモスキー。この作戦(さくせん)は、いぜんこの親子(おやこ)にてをだしてボコボコにされたことへのさいチャレンジでもあったんだよ。そのころツェツェはモスキーに協力(きょうりょく)するかたちで、キュアレッドを脅迫(きょうはく)していた。「人質(ひとじち)をころされたくなければ自害(じがい)しろ」。いっぽうでモスキーは鈴(すず)とその母親(ははおや)にたいしても脅迫(きょうはく)をしていたんだ。「しにたくなければころしあえ」

キュアレッドが自害(じがい)すればよし、鈴(すず)たちをまもれなければ、それはそれでキュアレッドのこころをおることにつながり、プリキュア候補(こうほ)もひとりつぶせる。さてどうするキュアレッド。しかし一向(いっこう)にころしあう気配(けはい)のない親子(おやこ)。どうして? 相手(あいて)をころさなければどちらにせよ両方(りょうほう)しぬのに。だったらみせしめにどちらか始末(しまつ)してしまおうとモスキーが鈴(すず)をころそうとしたつぎの瞬間(しゅんかん)、 GPS でこの場所(ばしょ)をつきとめたレッドカンパニーと、ツェツェをつれたキュアレッドがあらわれた! キュアレッドはツェツェの首(くび)にてをかけながらいった。「こいつをたすけたければふたりをはなせ」

人質(ひとじち)で対抗(たいこう)しようとするモスキーだったけど、レッド・カンパニーのちからによって鈴(すず)たちはとっくにたすけられていたんだ。ツェツェをつれてにげだそうとするモスキーは、レッド・カンパニーによって気管支喘息(きかんしぜんそく)を誘発(ゆうはつ)させられてうごけなくなっちゃった。ありえないくらいブチきれていたキュアレッドは、鈴(すず)のいかりをうわのせするかたちで合体技(がったいわざ)「プリキュア・サマー・オレンジ・レボリューション」! モスキー打倒(だとう)、という寸前(すんぜん)で、ツェツェがみがわりに。どさくさにまぎれてにげるモスキー。一件落着(いっけんらくちゃく)、幹部(かんぶ)もまたひとりたおしたんだけど、司(つかさ)のかおは浮(う)かなかった。

じかいよこく

つかさ「めにはめを、人質(ひとじち)には人質(ひとじち)を……こういうのもあるのね」

マニー「今回(こんかい)はちょいちょいアウトだったきがしなくもないけど、いまにはじまったことじゃないからいいマニ」

つかさ「次回(じかい)は……あれ? また新(しん)キャラ?」

マニー「……あ、あいつは……!」

つかさ「お、いい引(ひ)き」

つかさ「プリキュアセブン、『絶望(ぜつぼう)! キングブラド現(あらわ)る』」

マニー「引(ひ)き意味(いみ)ねーじゃねーかマニ」

つかさ「プリキュアセブン? ひとりでじゅうぶん!」

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