9 月のこと
今月も楽しかったね
アニメ・ドラマ
- ゲーム・オブ・スローンズ
- 少しずつ観ています。「我は今後のキーマンぞ!」ってツラしたキャラクターがあっさりぶっ殺されたりして面白い。あと『エルデンリング』で遊んでいると「鉄の玉座」でフフッてなれる。
- 水星の魔女 プロローグ
- 終盤のバースデーソングと共にお送りされる「悲劇でござい」なくだりがあざとすぎて鼻白んでしまった。ただバラエティー番組の大げさな字幕演出のようなもので、あそこまで分かりやすくしないとゴールデンタイムの視聴者層はついてこないのかもしれない。
- リコリス・リコイル
- 今季の覇権アニメ!正直そこまで良いアニメとも思えなかったですが、ボロクソに叩いている人には「そこまで怒らんでも」と言ってあげたくなるくらいには面白かったです。可愛い女の子が百合でしかも強い! くらいの内容で売ってるアニメの細かい部分を突いたって何も出てこないんだから気軽に楽しもうや。
- ただそれにしたって最終話での千束と真島のやりとりは純粋に的を外していたように思うかな。 DA なる組織が暗躍するおかげで日本の平和は保たれている一方、その強い力が拾いきれず蔑ろにしてしまっているささやかな営みや苦しみがあって、千束はそんな取るに足らない人たちの幸福をこそ守りたい、真島は今の不均衡、力の一極化そのものを破壊してやりたいという、ある種同じ衝動から対立しているのは分かるんですが、ただそんなのぜんぜん描けてなかったじゃないですか。強い力で多くの人間を守るだけが絶対的に正しいことではないと信じる千束が、しかし強大な才能を「人助け」に費やしてしまったことで(真摯にリコリスとして活動していなかったせいで)生まれる犠牲は現実に存在するはずだし、不殺を描くなら不殺に巻き込まれて失われる命に触れるべきだった。真島は真島でアンバランスを解消するために誰もが平等に強くなれる拳銃をバラまいたとして、拳銃すら握れない子供や老人側に出る犠牲という不均衡は無視しちゃうの? などなど、みんなが自分を正しいと思ってるというよりは、あんま物を考えてないだけではという気持ちがもたげてくる。だまってレズドンパチだけやってくれてればいいのに、最後の最後にテーマのまとめみたいなやりとりしだすから、こっちも「嘘つけ!」くらいは言いたくなっちゃうよ。
- サマータイムレンダ
- ジャンプ + で読んだ際は妙に間延びしていたイメージがありましたが、アニメはそれを感じさせない良作だったと思います。あと全然関係ないですが 1st ED が『ベターマン』の OP みたいで好き。でもしっかり見比べちゃうとあんま似てないわな。
漫画
- かんかん橋をわたって
- 話には聞いてましたが、すげえ漫画だった! 「すごい漫画」という前評判を聞いていたにも関わらず、「嫁姑問題」を題材にあそこまでのものを仕立ててくるとは見抜けなかった……いや見抜けるか、あんなの。
やったこと
記事
- 別館
- 本館
- 北の国から - 契 - (3)
- 『デモンズソウル』が他のソウルシリーズと繋がっているか、という記事の三作目。割と良い記事になったと思う。書き過ぎないコツのようなものが分かってきた感覚がある。
- ボヘミアン・ラプソディー
- 人形ちゃんと鬼灯(脳みそ女)はあんま関係ないよ、という記事。
絵
「GtC 塗り」というのを試してみた。ちょっとずつ上達している気がするぞい。
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